ミステリー事典 ムーペディア

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カバラの奥義により命を吹き込まれた「人造人間ゴーレム」/羽仁礼・ムーペディア

カバラの奥義により命を吹き込まれた「人造人間ゴーレム」/羽仁礼・ムーペディア

毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。今回は、迫害されていたユダヤ人たちを守るために、土の塊から生みだされたゴーレムの伝説を取りあげる。 文=羽仁 礼 カバラの奥義が生んだ 人造人間「ゴーレム」  人間とは、つまるところどういった存在なのだろう。  現代の生物学においては、人間といえども所詮哺乳類の一種に過ぎず、遺伝子レベルで比べるなら、チンバンジーとヒトの差は2パーセントもないという。もし地球外から来た異星

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無意識に働きかける「催眠術」の秘密/世界ミステリー入門

無意識に働きかける「催眠術」の秘密/世界ミステリー入門

人の心を操り、思い通りにコントロールする催眠術。テレビ番組などで、催眠術状態に陥った被験者が、思わぬ行動に出たりするのを見たこともあるだろう。人はなぜ、催眠術にかかるのか。催眠術の歴史から、人が暗示にかかる理由、自己暗示の効力まで、催眠術の謎を追う。 文=中村友紀 人の心を操ることは本当に可能なのか?  現実社会において、マインド・コントロールによって死に追い込まれた者はいくらでもいる。一例を挙げれば、自爆テロがそうだ。  あの9・11アメリカ同時多発テロ事件以来、自爆

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完全な存在を生み出す究極の叡智「錬金術」の基礎知識/世界ミステリー入門

完全な存在を生み出す究極の叡智「錬金術」の基礎知識/世界ミステリー入門

「錬」という文字は「金属を良質のものにきたえあげる」という意味を持つ。つまり、錬金術は文字通り、「卑金属から貴金属(金)を生みだす」ことである。しかし、その真の目的は、未成年で不完全なものを、成熟した完全なものに導くことだ。錬金術師たちが追い求めた叡智の正体とは? 文=中村友紀 人が神になるための究極の叡智  錬金術とは、卑金属から貴金属(金)を創りだそうという試みから始まった。だが、それはやがて、この世に存在する物質のみならず、生命を生みだし、人間の魂を完全な存在に錬

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召喚魔術とは何か? 天使や悪魔を呼び出す隠秘術の究極奥義/世界ミステリー入門

召喚魔術とは何か? 天使や悪魔を呼び出す隠秘術の究極奥義/世界ミステリー入門

太古より人類は「超自然的な力=魔術」を追い求めてきた。なかでも、天使や悪魔、精霊といった超自然的な存在の力を借りるべく、彼らを呼び出す「召喚魔術」は、多くの者が習得を夢見た究極の奥義である。古今東西の魔術師たちを魅了した神秘の技法とは? 文=藤島啓章 超自然的存在を呼び出す究極技法  魔術の分類法は一様ではなく、「類感魔術」「感染魔術」「白魔術」「黒魔術」「降霊魔術」「性魔術」「自然魔術」「召喚魔術」などにジャンル分けされるが、本稿では召喚魔術に的を絞りたい。  召喚

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魔術道士たちの表徴「五芒星」/秘教シンボル事典

魔術道士たちの表徴「五芒星」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、人間自身を模した魔道の星「五芒星」です。 文=松田アフラ 五芒星のうえに魔術シンボルを加えた図。エリファス・レヴィによるもの。 「グノーシス教徒の間で〈煌めく星〉と呼ばれる『五芒星』は、叡智の独裁的偉力の表徴である。要するに魔術道士たちの星であり、〈言〉の具体化した表徴である」--19世紀最大の魔術師、エリファス・レヴィは、『高等魔術の教理と祭儀』において五芒星についてこのように述べている。 「五芒星は諸元素に対する

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近代神秘学の源流 魔術結社ゴールデン・ドーンの基礎知識/ムーペディア

近代神秘学の源流 魔術結社ゴールデン・ドーンの基礎知識/ムーペディア

 毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。今回は、19世紀末のイギリスで設立され、近代魔術の歴史を作った魔術結社を取り上げる。 文=羽仁 礼 謎の暗号文書に導かれた魔術結社の設立  ヴィクトリア朝末期、19世紀も終わりに近づいたころのイギリスでは、各種神秘哲学に関する関心がかつてないほど高まっていた。  1882年のイギリス心霊研究協会、1885年のイギリス薔薇十字団、さらに1887年の神智学協会ブラヴァツキ

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ふたつの三角形が全宇宙を表す「六芒星」/秘教シンボル事典

ふたつの三角形が全宇宙を表す「六芒星」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、賢王ソロモンが用いた徽章、「六芒星(ヘキサグラム)」です。 文=松田アフラ  六芒星形(ヘクサグラム)は、上向きと下向きの2つの三角形を組み合わせた星形の図形であり、6つの頂点を持つ。別名で古代イスラエルの賢王ソロモンとその父ダヴィデにちなみ、「ソロモンの徽章」「ダヴィデの盾(マーゲン・ダヴィデ)」あるいは「ダヴィデの星」などと呼ばれる。  旧約聖書に登場する賢王ソロモンは、また魔術の達人でもあり、多くの悪霊を魔術の力

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