ミステリー事典 ムーペディア

77
魔術道士たちの表徴「五芒星」/秘教シンボル事典

魔術道士たちの表徴「五芒星」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、人間自身を模した魔道の星「五芒星」です。 文=松田アフラ 五芒星のうえに魔術シンボルを加えた図。エリファス・レヴィによるもの。 「グノーシス教徒の間で〈煌めく星〉と呼ばれる『五芒星』は、叡智の独裁的偉力の表徴である。要するに魔術道士たちの星であり、〈言〉の具体化した表徴である」--19世紀最大の魔術師、エリファス・レヴィは、『高等魔術の教理と祭儀』において五芒星についてこのように述べている。 「五芒星は諸元素に対する

14
カバラの根本図象「生命の樹」(近代)/秘教シンボル事典

カバラの根本図象「生命の樹」(近代)/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、神の内的世界を顕す逆さ吊りの大樹=「生命の樹」です。 文=松田アフラ セフィロトの樹。アタナシウス・キルヒャーのエジプト学文献に記されたものに着色し、明瞭化したもの。 「今や生命の樹は上より下に伸びゆく、それはすべてを照らし出す太陽である」(『ゾーハル』)。  ユダヤ神秘主義カバラにおいては、不可知の超越神と創造された顕現世界との間にひとつの神秘的な関係が措定されていた。カバラの徒によれば、世界の創造とは神の内的世界

18