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ヒトラー生存説を主張したソ連の迷走など/南山宏・ちょっと不思議な話

ヒトラー生存説を主張したソ連の迷走など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2019年3月号、第419回目の内容です。 文=南山宏 ヒトラー生存伝説  ナチスドイツの総統アドルフ・ヒトラーの生存伝説は、当人が死んだその瞬間から始まった。 『ベルリンの没落』の著者アントニー・ビーヴァーによれば、疑い深いソ連の独裁者スターリンは宿敵の死の知らせを容易に信じようとしなかったが、同時にこの貴重な情報を同盟国だった英米両国からさえひた隠しにしようとした。それどころか、ソ連共産党機関紙

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