ミステリー事典 ムーペディア

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怒れる母性を宿す人面の女獣「スフィンクス」/幻獣事典

怒れる母性を宿す人面の女獣「スフィンクス」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、エジプトとギリシアにまたがる「スフィンクス」です。 文=松田アフラ ギリシアのデルフィ考古学博物館収蔵のスフィンクス像。紀元前570~前560年ごろナクソスから奉納されたもの。  一説によれば、このエジプトのスフィンクスはメソポタミアを経てギリシアに採り入れられたとされているが、エジプトとギリシアのスフィンクスは実に2000年もの時を隔てており、性別も逆であることからして、両者は実際にはまったくの別物であると思しい。

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深淵より突き立つ原始の陰力「三叉矛」/秘教シンボル事典

深淵より突き立つ原始の陰力「三叉矛」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、ネプチューンやシヴァの持物としておなじみの「三叉矛」です。 文=松田アフラ ネプトゥヌス(ネプチューン、ポセイドン)が持つ三つ又の矛は、古代の海神の力を象徴する。  三叉矛とは、その名の通り3つ叉の矛で、英語では trident である。この語はラテン語の tridens に由来しており、語源的には「3つの歯」を意味する。この形態の銛は古くから魚を突き刺すための漁具として用いられて来たもので、そのために海神ネプトゥヌ

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