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1950年代アメリカを覆う分断の闇「ラヴクラフトカントリー」恐怖の解体対談

1950年代アメリカを覆う分断の闇「ラヴクラフトカントリー」恐怖の解体対談

2020年の放送で世界的に話題となり、エミー賞にも18部門でノミネートされた傑作ホラードラマ 『ラヴクラフトカントリー』のDVDがレンタル展開される。1950年代アメリカを舞台に怪物や魔術、秘密結社が入り乱れる物語を通じ、人間同士の分断という闇も描かれる作品だ。本作が訴える恐怖の本性についての対談をお届けする! 語り=辛酸なめ子+三上丈晴(ムー編集長) 構成=いわたみどり 人物撮影=我妻慶一 取材協力=ワーナー・ブラザース 全国のレンタル店にてzalartworks氏によ

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元祖・心霊特番「あなたの知らない世界」の思い出/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録

元祖・心霊特番「あなたの知らない世界」の思い出/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録

夏休みにぼんやりテレビを眺めている子供たちは、しばしば「恐怖の実体験」を目の当たりにした。心霊特番「あなたの知らない世界」を振り返る…。 文=初見健一 #昭和こどもオカルト テレビ史を変えた真昼間の心霊番組 夏が近づくと思い出すのは、小学生時代の夏休みに必ず見ていた「あなたの知らない世界」、そして「見なきゃよかった!」と後悔しながら、眠れないままに過ごした暑苦しい熱帯夜の記憶である。 「あなたの知らない世界」とは、1968年に放映開始された日テレ系の『お昼のワイドショー』

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ブダペストの夜/西浦和也・裏話怪談

ブダペストの夜/西浦和也・裏話怪談

不意に姿をみせるこの世の裏側。いつ、どこで出会ってしまうのか、それはだれにも分からない。今回は、遠く異郷の地で遭遇してしまったそんな裏話怪談を、一話。 文=西浦和也 #裏話怪談 イラストレーション=北原功士 西浦和也 ( にしうらわ) 自らの実体験から取材まで、膨大な不思議を集める怪談蒐集家。トークライブなどイベント出演のほか、『西浦和也選集 獄ノ墓』(竹書房怪談文庫)など著書も多数。 ブダペストの夜 怪談といえば、目の前に幽霊が現れる話が多い。当然その方がわかりやすく

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透視や霊術を使い、星を操作する! 驚異の物理霊媒 本吉嶺山/不二龍彦・日本神人伝

透視や霊術を使い、星を操作する! 驚異の物理霊媒 本吉嶺山/不二龍彦・日本神人伝

文=不二龍彦 日本で伝説的に語り継がれてきた霊媒は数多いるが、その能力の非凡さと多彩さにおいて、まさに希代の霊媒と呼ぶにふさわしい人物──それが、本吉嶺山(もとよしりょうざん)である。 本吉嶺山とは何者だったのか。記録に残された彼の能力の片鱗をトレースしながら、その人物像に迫ってみたい。 さまざまな方面で非凡な能力を発揮した希代の霊媒・本吉嶺山。 三田光一に比肩する遠隔透視の能力  自動書記や霊視などの主観的心霊現象と、物品引寄・縄抜け・透視などの客観的(物理的)心霊現

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30年前のUFO墜落事件を追う! ギリシア・アテネ「へレスの怪光」の謎/並木伸一郎

30年前のUFO墜落事件を追う! ギリシア・アテネ「へレスの怪光」の謎/並木伸一郎

ペンタゴンの情報開示により、存在が明らかになったUFO。だが、まだまだ歴史の闇に隠された驚くべき事件がある。ギリシアUFO墜落事件──。 改竄された残骸の分析レポート、触れられなかった目撃者の証言。軍部によって隠蔽された、"あの"ロズウェル事件に酷似した、忌まわしきUFO事件のひとつである。 文=並木伸一郎 ギリシア上空を横切る光の編隊  繰り越し開催が予定されるオリンピックは、その原点が紀元前8世紀の古代ギリシアで開催されたオリュンピア大祭に由来することは周知の通りだ。

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UFO・UAP情報公開に紛れる「CRAPs」という”異星人事件”カテゴリ/遠野そら・MYSTERY PRESS

UFO・UAP情報公開に紛れる「CRAPs」という”異星人事件”カテゴリ/遠野そら・MYSTERY PRESS

米国の情報開示でクローズアップされた「UAP」という用語。これによって「UFO」がさすものも変わろうとしている……という中で「CRAPs」なる用語にも注目が。UFO情報のニュアンスを読み解く重要ワードなのだ。 文=遠野そら #MYSTERYPRESS 「UAP」という呼称の真意 最近、米国ではUAP=未確認航空現象に関する情報の開示が続いている。米国防総省(ペンタゴン)からは海軍が撮影したUAP動画が次々と公開され、先日はついにUAPに関する調査報告書が公表されたばかり。

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夏目漱石から始まる「怪奇と幻想」の血脈! 内田百閒・芥川龍之介・寺田寅彦らを襲った怪現象/東雅夫

夏目漱石から始まる「怪奇と幻想」の血脈! 内田百閒・芥川龍之介・寺田寅彦らを襲った怪現象/東雅夫

日本近代文学の大文豪、夏目漱石。『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』『三四郎』など、人間模様や恋愛模様をテーマにした作品で知られるが、一方で、幻想文学の先駆けとなった「夢十夜」に見られるように、怪談や霊的世界にも関心を持っていた。そんな漱石と、彼を師と仰ぎ、その「おばけずき」気質を受け継いだ作家たちが紡ぐ怪奇の物語をお届けする。 文=東 雅夫 イラストレーション=シブヤユウジ 漱石と百閒を味わう〈文豪怪奇コレクション〉 夏目漱石と内田百閒……日本を代表する文豪であると同時に

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交通事故対策で妖精治安長官が起用された話など/南山宏のちょっと不思議な話

交通事故対策で妖精治安長官が起用された話など/南山宏のちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2021年8月号、第448回目の内容です。 運転犬  米ワシントン州のハイウェイパトロール隊が、猛スピードで飛ばす速度違反車を長時間のカーチェイスの末、とうとう確保して、その運転者(?)を逮捕した。 「右に左にフラつきながら走っていて、とても変則的な運転だった……警察に通報した多数の目撃者は、みな口々にそう指摘した」  警察の報道官は説明した。 「2台の車と衝突しながら停止もせず、時速175キロも出して

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独居房/読者のミステリー体験

独居房/読者のミステリー体験

「ムー」最初期から現在まで続く読者投稿ページ「ミステリー体験」。長い歴史の中から選ばれた作品をここに紹介する。 選=吉田悠軌 独居房 栃木県 36歳 相沢信之  私は、以前、死刑囚や無期囚といった凶悪な犯罪を犯した囚徒を収監し、施設内には死刑場もある、古い歴史をもつ刑務所で服役していました。  刑務所では、通常、雑居と呼ばれる大部屋で10人前後が共同生活を送り、免業日という休日以外は施設内にある各工場に行って、朝の8時から夕方4時までさまざまな作業に従事することになって

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プーチンが極秘に南極へ移送!? 禁断の聖遺物「ガブリエル・アーク」の謎/遠野そら

プーチンが極秘に南極へ移送!? 禁断の聖遺物「ガブリエル・アーク」の謎/遠野そら

崩壊した聖なるマスジド・ハラームから〝発見〟された「ガブリエル・アーク」。モーセのアークにも匹敵する力を秘めたこの聖遺物は、はたして何を目的に創られたのか? そしてふたつのアークがもたらす世界の終末とは? 文=遠野そら イラストレーション=坂之王道 三上編集長による解説動画はこちら パート1 聖なる神殿から現れたガブリエル・アーク  2015年12月、ロシア国防省(MOD)によって作成されたと思われる報告書の内容が流出した。  コードネーム「緊要宗教軍(critical

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