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実在した”冴えない”ジェームズ・ボンドの話など/南山宏のちょっと不思議な話

実在した”冴えない”ジェームズ・ボンドの話など/南山宏のちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2021年7月号、第447回目の内容です。 文=南山宏 #ちょっと不思議な話 海中の剣 地中海の沿岸各地で、メカジキの、剣のように長くて鋭い上顎に体を刺し貫かれたサメの死体が、少なくとも6例報告された。ウェブサイト「ボーイングボーイング」昨年10月30日付によれば、いずれも頭部か腹部を深々と貫通 されたのが致命傷らしい。 最近の実例では、体長4.5メートル、体重350キロに達する巨大なサメのそんな死骸

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ビッグフット空撮計画、その資金繰りの話など/南山宏・ちょっと不思議な話

ビッグフット空撮計画、その資金繰りの話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2013年11月号、第355回目の内容です。 文=南山宏 サスカッチ空撮計画  米アイダホ州大の解剖人類学教授で、『サスカッチ:伝説と科学の遭遇』(2007年)の著者としても知られるジェフリー・メルドラム博士は、北米の伝説的獣人サスカッチまたの名をビッグフットの決定的証拠を入手する新手段として、熱探知カメラ搭載の遠隔操縦式無人飛行船の建造・購入を発表し、その資金30万ドル(約3000万円)の公募に乗り

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KGBが調査していたUFO情報の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

KGBが調査していたUFO情報の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2013年9月号、第353回目の内容です。 文=南山宏 ホワイトバイソン誕生  昨年7月28日、米コネティカット州ゴーシェンのモホーク・バイソン牧場に、ラコタ族、モホーク族、セネカ族、カユーガ族などの北米先住民が、全土から1000人以上も駆けつけて、歌って踊って太鼓を打ち鳴らし、久方ぶりの”聖なるホワイトバイソン”生誕を祝う命名式をおこなった。  牧場主ピーター・フェイ氏の話では、前月16日に同牧場で

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呪術医師による病欠証明書の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

呪術医師による病欠証明書の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2014年2月号、第358回目の内容です。 文=南山宏 幽霊証明書  南アフリカ労働控訴裁判所の上級判事3人は、呪術医師(ウィッチドクター)の提出した病欠証明書の適法性を認め、ダーバン市付近のレストランを解雇された元女性シェフのジョハンナ・ムメロディさんを、病気が治癒しだい復職させるようにと、レストランオーナーに勧告した。 「デイリーテレグラフ」2012年10月29日付によれば、呪術医師の病欠証明書に

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爆薬を探知するホウレンソウの話など/南山宏・ちょっと不思議な話

爆薬を探知するホウレンソウの話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2021年6月号、第446回目の内容です。 文=南山宏 子投げ禁止「校門が閉まってからは、お子さんを投げ入れないでください!」 フランスはアヴィニヨンのとある私立小学校の門前には、閉門に間に合わずに遅刻した児童の保護者たちに警告する、いささか不穏な注意標識が立っている。  遅刻したわが子を、閉じた校門越しに校庭内に投げ入れる、いささか乱暴で危険でもある行為に出る親たちが多いからだそうだ。 ワシントン

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スワジランドでは魔法飛行に罰金がある話など/南山宏・ちょっと不思議な話

スワジランドでは魔法飛行に罰金がある話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2015年1月号、第369回目の内容です。 文=南山宏 針の長旅  スウェーデンはマーラ市のウルフ・ベルフストレムさん(63歳)は、1974年に腕に自分で刺青しているうちに、長さ17ミリの針をどこかに失くしてしまった。  2014年5月、足の親指にできた血で一杯の腫れ物から、40年ぶりにその針が飛び出してきた。 スネーク・フライト  カンタス航空機の乗客たちは、窓外に見える光景に仰天した。  2

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オバカウイルスATCV-1/南山宏・ちょっと不思議な話

オバカウイルスATCV-1/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2015年3月号、第371回目の内容です。 文=南山宏 オバカウィルス  人の脳にとりついて頭を悪くする〝オバカウィルス〟を発見?  米ジョンズ・ホプキンズ大医学部の感染症専門家ロバート・ヨルケン教授率いるチームが、昨年11月、〈米科学アカデミー紀要〉第111巻45号に研究発表した。  オバカウィルスの正式名はATCV-1。人間の脳内にいること自体は、数年前に解剖学者が突き止めたが、当時はそれが脳の

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試合中のキーパーに撃ち込まれた弾丸は、どこから?/南山宏・ちょっと不思議な話

試合中のキーパーに撃ち込まれた弾丸は、どこから?/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2015年4月号、第372回目の内容です。 文=南山宏 パラレルワールド実在説  架空戦記、歴史改変、タイムスリップ、タイムループ……SFではパラレルワールドが、定番の空想アイテムとしてよく使われる。  だが、2014年10月30日、米物理学会の新機関誌〈フィジカル・レビューX〉に発表された急進的な最新量子力学理論によれば、コスモス(大宇宙)にはパラレルワールドが無数に実在する。それだけでなく、距離

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月で繰り返される謎の発光現象の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

月で繰り返される謎の発光現象の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2021年5月号、第445回目の内容です。 文=南山宏 極ラク鳥  背中に装着された衛星利用の追跡装置のおかげで、チドリ目カモメ科のキョクアジサシは、1年のうちに北極圏と南極圏の間を往き来する、世界最長距離の渡りをする海鳥であることが判明した。  キョクアジサシの寿命は30年を超えるので、一生のうちに少なくとも240万キロは飛ぶ計算になる。これは地球と月の間を3往復するほどの距離に相当する。  ハト

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天使の本当の姿の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

天使の本当の姿の話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2015年5月号、第373回目の内容です。 文=南山宏 紅海分裂再考  公開中の巨匠リドリー・スコット作品『エクソダス:神と王』は、モーセ率いるヘブライの民のエジプト大脱出を描いた聖書の有名な物語で、最大の見せ場は紅海を二つに割り、露出した海底を歩いて渡る〝海割れの奇跡〟だ。中国語版聖書では〝紅海分裂〟という。 『聖書』「出エジプト記(エクソダス)」では、神がモーセを助けるために起こした奇跡とされ、

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