ウェブマガジン ムーCLUB

メキシコの死の聖母サンタ・ムエルテ信仰で体験した元日の祭祀/影市マオ

メキシコの死の聖母サンタ・ムエルテ信仰で体験した元日の祭祀/影市マオ

メキシコの首都メキシコシティ近郊に、髑髏の巨像が聳え立つ。 この巨像は、一般家庭から裏社会の住人まで、広く信仰される〝死の聖母〟サンタ・ムエルテの姿だ。 新しい年を迎える祝祭の日に、巨像の足元へ向かった。 (ムー 2018年7月号掲載) 文・写真=影市マオ 22メートルの髑髏巨像に祈願する人々  メキシコシティの郊外、メヒコ州トゥルティトランの大通り沿いには、スーパーなどが並ぶ周辺環境の中で異端すぎる、背の高い黒衣の骸骨が両腕を広げて立っている。不吉な姿はどう見ても死に

13
ひとつ目の藁人形を流す奇祭! 大宝八幡宮ひとつもの神事/影市マオ

ひとつ目の藁人形を流す奇祭! 大宝八幡宮ひとつもの神事/影市マオ

秋祭りの晩、夜道を無言で進む和装の集団。 その行列には、ひとつ目の奇妙な人形が厳かに掲げられている。 飛鳥時代から続く古社に伝わる謎の祭礼「ひとつもの神事」には、失われゆく日本古来の宗教観と、今も息づく疫病鎮めの願いが秘められていた。 文・写真=影市マオ 珍しい火祭りを伝える創建1300年の古社  現在の「令和」にまで至る継続的な元号制度が始まったのは、日本初の法典「大宝律令」が成立した「大宝」の時代である。対馬で初めて産出した国産の金が朝廷に献上され、「大きな宝を得た

7
宮古島の奇祭パーントゥ・プナハ訪問! 泥まみれの来訪神と遭遇/影市マオ

宮古島の奇祭パーントゥ・プナハ訪問! 泥まみれの来訪神と遭遇/影市マオ

美しい海に囲まれた南の楽園に、「パーントゥ・プナハ」という奇祭が伝わる。全身に泥をまとった異形の神「パーントゥ」が、人々を追い回しては泥を塗りつけるのだ。“日本一恐ろしい祭り”とも称されるその伝統行事を体験するために、島を訪れた。(2017年取材/ムー 2018年4月号掲載) 文・写真=影市マオ 南の島で催される日本一恐ろしい奇祭 「おい、こっちに来たぞ!」 「早く! 早く逃げろ!」 「うわあああ、やられたあ!」  のどかな南の島のある集落が、突如として阿鼻叫喚の渦に

10