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開けてはいけない水色のドア/西浦和也・裏話怪談

開けてはいけない水色のドア/西浦和也・裏話怪談

この世の裏側を垣間見るような、不意に出現する怪異たちの物語「裏話怪談」。今回の舞台は人の立ち入りが禁じられた地、禁足地。それは、ごく身近な場所で息を潜めていることもある。 文=西浦和也 イラストレーション=北原功士 西浦和也(にしうらわ)/自らの実体験から取材まで、膨大な不思議を集める怪談蒐集家。 水色のドア  人が立ち入ってはならない場所を禁足地というが、そこにはさまざまないわれがある。神の領域、忌み地、悪しき歴史や、因縁のある土地などだ。しかし、それらのいわれが隠

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唐人お吉の宿/西浦和也・裏話怪談

唐人お吉の宿/西浦和也・裏話怪談

好きな人と、ふたりきりの楽しい旅行。……と、思っているのは本人たちだけかもしれません。 その部屋には、本当にだれもいませんか? たとえば、その、鏡の前に。 文=西浦和也 #裏話怪談 絵=北原功士 西浦和也(にしうらわ)/自らの実体験から取材まで、膨大な不思議を集 める怪談蒐集家。トークライブなどイベント出演のほか、共著『現代怪談 地獄めぐり』(竹書房怪談文庫)など著書も多数。 河津の宿 皆さんは「唐人お吉(きち)」という女性をご存じだろうか? 幕末から明治期に数奇な人生

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海岸で見つけたもの/西浦和也・裏話怪談

海岸で見つけたもの/西浦和也・裏話怪談

外出もままならなかった2020年の夏、つかの間の息抜きで訪れた海にて、それはいた。人のいない海は、もう、あちら側の領域なのかもしれない。 文=西浦和也 #裏話怪談 絵=北原功士 西浦和也/(にしうらわ)自らの実体験から取材まで、膨大な不思議を集 める怪談蒐集家。トークライブなど出演のほか、共著『現代怪談 地獄めぐり』(竹書房怪談文庫)など著書も多数。 海岸でみつけたもの  2020年、世界がコロナ禍に包まれた一年だった。日本でも緊急事態宣言により外出の自粛が求められた

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隙間から出てくる/西浦和也の裏話怪談

隙間から出てくる/西浦和也の裏話怪談

日常のふとした拍子に覚える、何気ない「違和感」。 それはあまり深追いしないほうがいいのかもしれない。 気づいてしまったその瞬間に、もう戻れなくなっていることがあるから。 文=西浦和也 #裏話怪談 西浦和也 ( にしうらわ)/実体験から取材まで、膨大な不思議を集 める怪談蒐集家。トークライブなどイベント出演のほか、『現代怪談 地獄めぐり』(竹書房怪談文庫)など著書も多数。 映っていたもの  15年ほど前の夏、大学のサークル仲間と一緒に、京都郊外のバンガローに集まって、名

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死に神が通る町/西浦和也の裏話怪談

死に神が通る町/西浦和也の裏話怪談

心霊ドキュメンタリーでもおなじみ、実話怪談界の第一人者・西浦和也の新連載がスタート。実際に聞き、集めたホンモノの怪異が姿を現す書き下ろし、今月のお話は連載開始にふさわしい 「死に神」の話。 文=西浦和也 #裏話怪談 イラストレーション=北原功士 西浦和也(にしうらわ)/自らの実体験から取材まで、膨大な不思議を集める怪談蒐集家。トークライブなどイベント出演のほか、『現代怪談 地獄めぐり』(竹書房文庫)など著書も多数。 <お知らせ>イラストレーション担当の北原功士氏による『

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