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『北越雪譜』の化け猫か!? 雲洞庵の妖怪・火車の頭骨/山内貴範

『北越雪譜』の化け猫か!? 雲洞庵の妖怪・火車の頭骨/山内貴範

江戸時代に出版された『北越雪譜(ほくえつせっぷ) 』には、越後国の古刹・雲洞庵(うんとうあん)の住職が、霊力を使って化け猫を退治した逸話が記録されている。しかも驚くことに、その雲洞庵には、火車(かしゃ)という化け猫の頭骨が保管されている。現地で目の当たりにした筆者は、奇怪極まりない形に衝撃を受けた。いったい、この頭骨の正体は何なのか? 『北越雪譜』の記述と寺の伝承をもとに、真相に迫った。 文=山内貴範 写真=キッチンミノル 『北越雪譜』の化け猫と火車の頭骨の謎 猫といえば

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切っても焼いても死なない魚たち/黒史郎・妖怪補遺々々

切っても焼いても死なない魚たち/黒史郎・妖怪補遺々々

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」! 今回は、死なない、死んでも甦る魚の伝承から補遺々々します。 文・絵=黒史郎 #妖怪補遺々々 スズキの生命力 まな板の上にあげられてしまった魚の運命は、もう決まっています。  銀色に輝く包丁の光を見上げるそのとき、彼らはなにを考えているのでしょう。自分が生まれ育ち、そして、もう二度と戻れない、あの海や川への想いを馳せているのでしょうか。  

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