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メキシコの死の聖母サンタ・ムエルテ信仰で体験した元日の祭祀/影市マオ

メキシコの死の聖母サンタ・ムエルテ信仰で体験した元日の祭祀/影市マオ

メキシコの首都メキシコシティ近郊に、髑髏の巨像が聳え立つ。 この巨像は、一般家庭から裏社会の住人まで、広く信仰される〝死の聖母〟サンタ・ムエルテの姿だ。 新しい年を迎える祝祭の日に、巨像の足元へ向かった。 (ムー 2018年7月号掲載) 文・写真=影市マオ 22メートルの髑髏巨像に祈願する人々  メキシコシティの郊外、メヒコ州トゥルティトランの大通り沿いには、スーパーなどが並ぶ周辺環境の中で異端すぎる、背の高い黒衣の骸骨が両腕を広げて立っている。不吉な姿はどう見ても死に

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豊後竹田の「隠れキリシタン」遺宝と異形の神像/本田不二雄

豊後竹田の「隠れキリシタン」遺宝と異形の神像/本田不二雄

大分県南部、阿蘇や久住の高峰に囲まれた竹田市は、知られざるキリシタンの隠れ里だった。 そこに遺された異形の神像や遺跡群からは、この地の領主や領民が「隠した」、キリシタン信仰のミステリーが次々と浮かび上がってきた。 文・写真=本田不二雄(神仏探偵) 「山の神」像との唐突な再会  JR豊肥本線「阿蘇」から東へ、「豊後竹田(ぶんごたけた)」を目指す。阿蘇が「九州の真ん中にある目玉」だとすれば、竹田はその「目尻」にあたる。そこに大地の小皺を思わせる大小の河川が流れ込み、数度の阿

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聖書に基づく創造を科学的に解く! 創造科学という信仰/宇佐和通・新ID理論

聖書に基づく創造を科学的に解く! 創造科学という信仰/宇佐和通・新ID理論

ダーウィンの進化論には疑問が多い。世界の創造と生物の進化は、聖書の「創世記」に基づいて考えるべきだーー。創造論の最前線で広げられる論争と、彼らの深い信仰を追うシリーズ第2回! 文=宇佐和通 第1回はこちら。 創造博物館  アメリカ中東部、ケンタッキー州ピーターズバーグの郊外。市内を流れるオハイオ川のすぐ近く、州高速275号線沿いに、75000平方フィート(約23000平方メートル)という広大な敷地を誇る『クリエイション・ミュージアム』(創造博物館)という施設がある。そ

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道院紅卍字会の扶乩と岡本天明ーー「日月神示」誕生の謎/不二龍彦

道院紅卍字会の扶乩と岡本天明ーー「日月神示」誕生の謎/不二龍彦

戦前から戦後の初期、日本の秘教的宗教団体に大きな影響を与えた結社―— それが、道院紅卍字(こうまんじ)会であった。 この結社はさまざまな霊的巨人たちを引き寄せ、結果、日本における霊界の革命が起こったともいえる。その巨人のひとりが岡本天明(てんめい)である。本稿では、道院紅卍字会(こうまんじかい)と天明の軌跡をたどりながら、『日月神示』誕生の秘密をひも解いてみたい。 文=不二龍彦 道院紅卍字会と日本を結びつけた関東大震災  戦前から戦後初期にかけて、日本の秘教的宗教団体に

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”コロナウイルス=サタン”! アフリカのペンテコステ派が提唱する新しい信仰様式/遠野そら・MYSTERY PRESS

”コロナウイルス=サタン”! アフリカのペンテコステ派が提唱する新しい信仰様式/遠野そら・MYSTERY PRESS

未知の部分も多い新型コロナウイルスは、世界中に「新しい生活様式」をもたらそうとしている。その中で、アフリカで拡大を見せるキリスト教のある宗派は「悪魔との戦い」として人々を扇動しているーー。 文=遠野そら 「コロナウイルスという悪魔」という主張  新型コロナウイルスによる感染症の広がりは、いまだ完全な終息が見えない。執筆時点で世界の感染者数は550万人を超え、このわずか半年足らずで人々の価値観までもがらりと変えてしまった。  世界中で「ソーシャルディスタンス」が叫ばれて

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陰陽道「いざなぎ流」呪術祭祀の神秘 ~驚くべき祭文世界と神霊を駆使する術者たち/本田不二雄

陰陽道「いざなぎ流」呪術祭祀の神秘 ~驚くべき祭文世界と神霊を駆使する術者たち/本田不二雄

四国・高知の山奥に、すでに絶えてしまったと思われていた陰陽道の世界が脈々と息づき、その術法を伝える者たちが現存していた──。それが「いざなぎ流」であり、太夫(たゆう)と呼ばれる宗教者である。 長年にわたり現地でのフィールドワークを重ね、その奥義を知る神話・伝承学者の斎藤英喜氏(佛教大学教授)にロングインタビューを行い、多様な神々とその伝承、驚きの祭祀、そして禁断の呪法にいたる、いざなぎ流呪術世界の奥の奥へとご案内いただいた。 取材・文=本田 不二雄(神仏探偵) 歴史の闇か

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