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通俗作家としての五島勉…その成功と誤算/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録

昭和の時代、少年少女がどっぷり浸かった怪しげなあれこれを、“懐かしがり屋”ライターの初見健一が回想。 前回に続き、故五島勉氏の仕事を回想する。通俗作家として時代を切り裂いていった筆は、予言というテーマを掘り当てるーー。 文=初見健一 #昭和こどもオカルト 前回は<こちら>。 「女性…

ナチス・ドイツを動かした地底世界ヴリル伝説の聖典「来るべき種族」解読/宇佐和通

19世紀イギリスで、ある著名作家がひとつの小説を著した。地底世界に高度な文明を築いて栄華を極める超人類を描いたものである。だが、娯楽小説であったはずの物語の内容が、後にナチス・ドイツと結びつき、世界を震撼させることになる。 この小説『来るべき種族』の翻訳者の談話を中心に、ナチスの、…