ウェブマガジン ムーCLUB

実話怪談と心霊ドキュメンタリーが追った「恐怖のリアリティ」/吉田悠軌・オカルト探偵

「実話怪談」と「心霊ドキュメンタリー」。一般的にはほぼ同じジャンルと思われがちだが、その実、両者は正反対のベクトルを歩んだといっていいほどに違うものなのだ。90年代以降、「不思議とリアリティ」を追い求めつづけたふたつの文化運動の現在地とは? 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 「実話怪談」と「心霊ドキュメンタリー」  私は「オカルト探偵」を名乗ってはいるが、オカルト全般の知識が深いわけではない。あくまでメインの活動は「実話怪談」の収集と発表である。 「実話怪談」はかなり新しいム

スキ
15

近代・鬼女怪談の変遷/吉田悠軌・オカルト探偵

1979年以前から日本各地に「出没」していた口裂け女。そのルーツをたずねれば、はるかに古く鬼女や山姥にまでたどりつくことができる。「口の裂けた女」のイメージの淵源を求め、オカルト探偵の思索はさらに時代をさかのぼっていく。はるかに古く鬼女や山姥にまでたどりつくことができる。「口の裂けた女」のイメージの淵源を求め、オカルト探偵の思索はさらに時代をさかのぼっていく。 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 口裂け女の前史に迫る!  当連載では前2回にわたり、1979年の大流行前、70年代

スキ
9

精霊モモちゃんの超常現象! アポーツ現象を起こすザシキワラシか!?/吉田悠軌

それは10年前に突然、起こった。どこからともなく品物が出現。あるいは菓子などが食べられるといった数々の「イタズラ」が発生するようになったのだ。はたしてその原因は何なのか? 現場からリポートする! 文=吉田悠軌 三上編集長の解説動画はこちら 奇妙なアポーツ現象とザシキワラシの組み合わせ 「アポーツ」──聞きなれない言葉だろうか? それとも本誌読者ならおなじみの用語だろうか?  アポーツ(アポート)とは、いわゆる「取り寄せ」とも呼ばれる、心霊現象または超能力のことだ。J・ゴ

スキ
15

1978年“以前”の「口裂け女」を追跡!/吉田悠軌・オカルト探偵

約40年前、日本中を恐怖させた怪女「口裂け女」。その噂は78年の岐阜で生まれ、79年前半に全国へ広まった……というのが定説だったが、探偵はこれを覆す重要な証言を入手。調査の結果「79年起源説」に大幅な修正を迫る情報が次々と明らかになった。 本誌発売に先行公開したレポートに続いて、「口裂け女」ルーツ追跡編がスタート! 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 口裂け女の起源をゆるがす大発見! 「1978年の夏、地元の埼玉県毛呂山町で、『口裂け女』の噂が流行ったんですよ」  いつものよう

スキ
22

1978年の「口裂け女」メディア報道/吉田悠軌・オカルト探偵

「口裂け女」の噂は、1979年の大流行によって初めて日本全国へ広まった……そんな”定説”のマスクをはがし、オカルト探偵が「これでも……?」とデータを見せつける。1978年に埼玉で出現した「口の裂けた女」が報じられていた資料を発見したのだ! ムー本誌に先駆け、前振り・速報記事をお届けする。 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 1979年1月22日「名古屋タイムズ」「……わたし、きれい?」  宵闇に子どもを待ちぶせ、そう問いかけてくるトレンチコートの大女。マスクをはずせば、耳まで裂

スキ
33

丹波篠山「子殺し」怪談/吉田悠軌・オカルト探偵

前回、丹波篠山のザシキワラシ出現事件を調査したオカルト探偵は、自身も現場で不可解な現象を目撃。さらに調査を続けると、その周辺には「子ども」にまつわる怪談、伝承がいくつも残されていた。単なる偶然なのか、それとも……? 篠山怪談、後半戦! 文・写真=吉田悠軌 #オカルト探偵 筆者による解説 吉田悠軌(よしだゆうき) 怪談サークル「とうもろこしの会」会長、『怪処』編集長。今回の写真は「子殺し」伝承を残す子捨塚古墳の墳頂から! 篠山の実話怪談「ヤマウチの人形」  今回も兵庫県

スキ
21

兵庫県篠山町の『麦の穂』ザシキワラシを追う!/吉田悠軌・オカルト探偵

世界中がコロナウイルスに翻弄されたこの一年。オカルト探偵業も例外ではない。移動制限のために長らくままならなかった、「篠山のザシキワラシ」現象の取材がこのたびようやく実現した。今月はオカルト探偵の真骨頂・実話怪談ルポ! 文・写真=吉田悠軌 #オカルト探偵 取材協力=パン工房 麦の穂 吉田悠軌●怪談サークル「とうもろこしの会」会長、『怪処』編集長。今回はザシキワラシ現象の現場「麦の穂」にて取材を敢行。 動画でのプレビューはこちら 最新ザシキワラシ現象の発生スポットへ  こ

スキ
13

「将門塚の祟り」は1976年起源だ!/吉田悠軌・オカルト探偵

江戸の総鎮守、東京の地霊、あるいは日本最大の「祟る神」。さまざまな呼び方で畏怖される古代の武将、平将門。東京大手町の将門塚はその首を供養した聖地、霊域として名高いが、「塚の祟り」が取り沙汰されるようになったのは意外に近年のことだった! 文・写真=吉田悠軌 #オカルト探偵 吉田悠軌(よしだゆうき) 怪談サークル「とうもろこしの会」会長、『怪処』編集長。今回の写真は取材に際し、将門公の仮祭壇に参拝中の一枚。 オカルト探偵・吉田悠軌による解説動画はこちら! 将門塚ブームのル

スキ
19

青山霊園の消えた「!」標識/吉田悠軌・オカルト探偵

青山霊園にまつわる都市伝説のなかでも、謎の「!」標識の話は有名なもののひとつ。ところが近年、この存在をデマだとする説が巷に広がっている。かつて自らの目で標識を確認していたオカルト探偵は、記憶をたどりつつ伝説の真相に迫った‼ 文・写真=吉田悠軌 #オカルト探偵 吉田悠軌(よしだゆうき)/怪談サークル「とうもろこしの会」会長、『怪処』編集長。今回は青山霊園にある吉田家のお墓とツーショット! 幻と化した「!」標識 2021年もまた花見をすることなく、すっかり桜が散ってしまった

スキ
14

封印された「西郷山」と甦る子供たち/吉田悠軌・オカルト探偵

都心でも閑静なエリアとして知られる目黒の西郷山公園は、日本犯罪史に刻まれた凶悪事件の現場でもあった。そしてそこには、オカルト探偵が追いつづける現代怪談の最重要キャラクター「赤い女」の痕跡が見え隠れしていた! 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 吉田悠軌(よしだゆうき)/怪談サークル「とうもろこしの会」会長、『怪処』編集長。新刊『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)が発売中! 「赤い女」 映画『樹海村』にてモチーフとされた「コトリバコ」。2020年から続くネット怪談

スキ
7