長野県の北西部に残る、鬼女にまつわる伝説。それは古代に計画された遷都伝説ともクロスする。 鬼女伝説とはどういったものか。遷都計画はなぜ頓挫したのか。信濃の山々を舞台に、時空を超えて展開される鬼女伝承の秘密を探る!! (ムー 2018年8月号掲載) 文=高橋御山人 信濃に「小京都」を創った鬼…
昭和戦前を席巻した新宗教・大本のリーダー王仁三郎は、近代的な右翼団体「昭和青年会」「昭和神聖会」のオルガナイザーでもあった。 大陸覇権を狙う軍部や急進派右翼と手を結んで驚天動地の国家改造と霊的革命をめざした知られざる日本のオカルト愛国結社の秘史をあばき、驚愕の真相を明らかにする! …
弘法大師から霊力を授かり、数多くの奇跡をなした明治の行者・宥明上人。常に民衆とともにあり、各地を遍歴して病人を癒しつづけたという謎多き「超能力者」の生涯を辿る! (ムー 2012年9月号掲載の記事に加筆・改稿) 文=武田崇元 取材協力=高橋宥明上人顕彰会 参考文献=『高橋宥明上人神変記』…
古代の神が、異国の神と結んだ契約。それにのっとり、次々と建設されたモニュメント。残されたこれらの「証拠」をたどることで、知られざる古代の真実が明らかにされる! 文= 西風隆介(ならいりゅうすけ) 「異国の大神様」と日本の神が結んだ契約 ——西暦200年代の初頭、伊豆諸島の小島で神と…
大分県南部、阿蘇や久住の高峰に囲まれた竹田市は、知られざるキリシタンの隠れ里だった。 そこに遺された異形の神像や遺跡群からは、この地の領主や領民が「隠した」、キリシタン信仰のミステリーが次々と浮かび上がってきた。 文・写真=本田不二雄(神仏探偵) 「山の神」像との唐突な再会 J…
天皇——日本の皇位を示すこの称号。そのルーツが中国にあることは、いまではよく知られている。では、どうやって日本に伝わったのか? 斬新な視点から、その歴史的な流れに迫る! 文=中村友紀 幕末の「日本皇帝」とはだれのことなのか? 「エンペラー・オブ・ジャパン」——直訳すると「日本の皇…
昭和初期、「自らの血で神武天皇を描く」というとてつもない構想を実行した絵師がいた! その経歴を調べてみると、新聞記者、挿絵画家、さらには大陸戦線での特殊任務など「画人」の枠にはおさまりきらない数奇な人生がみえてきた。剣豪・伊藤一刀斎の血を受け継ぐ「憂国の絵師」伊藤彦造に迫る。 文…
日本人ならだれもが知っているあの天照大神(あまてらすおおみかみ)の天岩屋(あまのいわや)神話が、じつは、仏教伝来後に成立したものだった!? 成立1300年を迎える『日本書紀』に残された謎の言葉を手がかりとして、日本史上最大のタブーを暴き、秘められた弥勒=メシア信仰の系譜を浮き彫りにする…
2013年10月に挙行された伊勢の式年遷宮。この20年一度の大神事の直前に、知られざる秘儀が執り行われていたことをご存じだろうか。古代の巫女たちの伝説を手掛かりとして神道最大の聖地の謎が解かれるとき、天照大神と富士山、そして伊勢をつなぐ驚愕の「太陽の道」=日本のレイラインが浮かび上がる。…
平成31年4月1日、新元号「令和 」が公表された。そして5月1日、新天皇陛下の即位とともについに改元が行われ、日本は平成の次の、新たな時代に入った。 だが、なぜ日本は元号制度を守り、孜々営々と改元を続けてきたのだろうか。元号の秘史、そして「日本」という国号に秘められた真意を日本古来の信仰…