地球の生命の起源は宇宙にあるとする仮説がある。 近年、この仮説を裏づけるような生物の驚くべき能力が解明されている。 微小生物クマムシもそうした生物のひとつだ。その驚異的な能力は、まるで宇宙環境に適応するために備わったかのようだ。 文=権藤正勝 放射線にも耐える最強の生物 地球上最…
動物のように動いて捕食し、菌類のように子実体たいを形成する粘菌。動物でもなく植物でもない何とも不思議な生物である粘菌には、スーパーコンピューターにも負けない優れた能力が備わっていた。 その能力は、これまでだれも知り得なかった宇宙の秘密まで解き明かそうとしているのだ! 文=権藤正勝 …
命あるものにはみな寿命があるように、われわれが存在しているこの宇宙にも、いつかは終焉の時が訪れる。 これまで、宇宙の終わりは静かに、そして果てしなく遠い未来にやってくると考えられてきた。 だが、最新の研究によって、宇宙が急激に崩壊し、消滅してしまう可能性がでてきたのである! 文=水…
世界中を混乱に陥おとしいれる、新型コロナウイルス——。 ニュースは連日、感染者数を伝え、おびえた人々は、自粛(じしゅく)生活を余儀なくされている。 だが——。ウイルスの本質は「恐怖」にあるのではない。 それは、生命の「進化」を司ることにあった‼ (ムー 2020年12月号掲載) 文=中野雄…
世界各地には、天空より降りてきた神々による文明干渉の神話伝承が数多く残されている。これが意味するのは、すなわち、異星人種族が人類の歴史に深く関与してきたということである。 宇宙物理学者ウォードの提唱する理論を基に、その詳細を検証する! 文=南山 宏 地球各地に伝わる"天下った神々"…
自分たちの手で新たな生命体を創りだすーー。神の領域への挑戦は、錬金術から化学へ、そして分子生物学へとつながった。 その悲願は、ついに2016年6月、親をもたない人工ゲノム生物、ミニマル・セルの誕生で実現に明確な一歩が踏み出されている。 それは、現代に再び起こる新たな進化を予感させる偉業…
意識とは、いったいどこから生まれてくるものなのか――。 この問いに対する明確な答えはいまだにだれも出すことができていない。たった1500グラムしかない脳から生まれてくるのか。それとも、まったく違うところにその源は存在するのか。 複雑怪奇な脳の働きを解明し、意識の発生するメカニズムに迫ろ…
2019年4月10日、世界6か所で同時に行われた記者会見でイベント・ホライズン・テレスコープは地球から5500万光年彼方のM87銀河の中心にある巨大ブラックホールを初めて撮影することに成功したと発表した。 すべてのものを呑み込むこの暗黒天体の先にはいったい何があるのか。 別次元への入り口なのか…
いまだ収拾の気配がない新型コロナウイルスの感染。だが、なぜか日本人は世界でも最小クラスの被害ですんでいる。その理由は驚くべきことに、ネアンデルタール人との混血にあった!? 文=権藤正勝 日本人のルーツ 2020年の2月下旬、筆者の下に編集部から一通のメールが届いた。内容は、「日本人が…
中身の詰まった球形と思われている地球の内部は空っぽだった? そして、われわれの世界と空洞世界を結ぶ入り口は南の両極にあり、その内部世界には超人類による高度な文明が築かれている……。 17世紀イギリスの天文学者エドモンド・ハレーに端を発し、4世紀後の今なお論じられつづけているこの「地…