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新たな「虚舟事件」の古画を発見‼ コンパニヤの合字と地名・舎利に新情報/鹿角崇彦

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江戸の一大ミステリー「虚舟(うつろぶね)事件」。フィクション説も根強かったが、研究により漂着地が茨城県の舎利浜(しゃりはま)であることが判明。今回、その説を補強する未確認史料の存在が明らかになった!

文=鹿角崇彦

『新古雑記』の記述

 江戸時代、常陸国の海岸に奇妙な舟が流れ着き、なかから不思議な装束の
女が現れた……。滝沢馬琴をも魅了した江戸の一大ミステリー「虚舟事件」。話の突飛さとUFOを思わせる奇抜な絵図からフィクション説も根強かったが、虚舟研究の第一人者、田中嘉津夫氏により漂着地が茨木県の舎利浜だと特定され、事実だった可能性が一段と高まっている。
 その経緯や田中氏への取材は「ムー」2015年8月号掲載の並木伸一郎氏による特集記事に詳しいが、今回、同記事にも言及のなかった史料の存在が明らかになった。既知の図版のどれとも異なり、新発見の可能性もあるものだ。

 その名は『新古雑記』。国立国会図書館所蔵の古典籍で、江戸後期、西暦1800年前後のできごとを手広くまとめた文字通りの雑記帳だ。虚舟の記述はそのうち3ページにわたって書かれており、現代語訳は以下の通り。

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