
四国怪談! 比江村と久礼の「七人ミサキ」を追う/松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎の怪談行脚
事故物件住みます芸人・松原タニシと、オカルトコレクター田中俊行、そして高松で活動する怪談バンドマンの恐怖新聞健太郎ーー3人の異色ユニットが、行く先々での怪奇体験を公開する。
今回のメインテーマは四国怪談「七人ミサキ」取材2連発! 健太郎の涙、田中の腹にも、ドラマがある。
文=松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎 #怪談行脚
泣いた白塗り
タニシ 事故物件住みます芸人・松原タニシです。
田中 どうも、オカルトコレクター…………田中俊行です。
健太郎 四国の怪談は俺が守る、恐怖新聞健太郎です。
タニシ お、健太郎さん、やっぱり四国の怪談を守る気になったんですね。
健太郎 はい。元々僕がバンドでよく出演させてもらってる高松TOONICEの店長・井川さんに「やってみなよ」って言われて始めた怪談だったんですが、今までは何となく「イベントが決まってるから怪談集めないと」って思ってたんです。でも先日のOKOWA(※)で敗退してホテルに戻った時に、自分では気づいてなかったんですが鏡を見たら泣いてたんですね。
※OKOWA……ジャンル不問で世界一怖い話をするのは誰かを決める対戦形式の大会。http://www.otune.jp/okowa/
田中 健太郎の涙!
タニシ 白塗りの涙!

涙はスコッティで拭いた。
健太郎 それで、「あ、俺は今悔しいんだ」ということに気づきまして。このままじゃいかんなってことで、もっと自分から動いていかないとと思ったんです。
タニシ なんじゃその熱いエピソード!
田中 ついに健太郎さんに自我が芽生えた!
健太郎 はい、28歳にしてようやく自我に目覚めました。

冬になり、着こむことでキノコ度が増していくタニシ。
比江村の「七人ミサキ」
タニシ さて、今月は12月2日に高知、3日に高松、4日に広島で久しぶりにこの3人での怪談ツアーがありました。
田中 久しぶりやったなぁ。ほんま1年ぶりくらいちゃう?
タニシ 僕は初日の高知のイベント前にとある場所に行ってきたんですけど、やっぱり追いかけてしまうんですね、七人ミサキを。
田中・健太郎 出た、七人ミサキ!
タニシ 七人ミサキはムーPLUSでも2月と6月の記事で触れているんですが、まだまだいろんな七人ミサキがいるんですよね。
田中 そうそう。七人ミサキの話だと吉良親実の話が有名やけど、俺はもう一つの有名な「比江村七人ミサキ」が気になるねんなぁ。
健太郎 それはどんな話なんですか?
四国怪談! 比江村と久礼の「七人ミサキ」を追う/松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎の怪談行脚
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