ムーブックス新刊「失われたモーセの大預言『蘇民将来』の謎」/飛鳥昭雄+三神たける
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ムーブックス新刊「失われたモーセの大預言『蘇民将来』の謎」/飛鳥昭雄+三神たける

突如現れた新型コロナウイルスは瞬く間に全世界を席捲!! 緊急事態宣言が出され、各地でロックダウンが行われるなか、日本人の注目を集めたのが江戸時代に現れた謎の妖怪アマビエだった!!
その姿を描いた絵を掲げると疫病から逃れることができるという、アマビエとは、いったい何者なのか。
素性を探っていくと、やがて謎の「蘇民将来伝承」に行き着く。
驚くべきことに、そこには日本の未来に関する「預言」が隠されていた!!
コロナ禍の先にある大激変と日本人を待ち受ける運命を、ここに明らかにする。

契約の聖櫃アークが世に出るとき、日本人は”出ジャパン”を決断するーー。

MBモーセ蘇民将来

「失われたモーセの大預言『蘇民将来』の謎」/飛鳥昭雄+三神たける/1200円+税/ワン・パブリッシング

牛神の正体を追ってーー謎学研究家・三神たける

 日本最初の寺院のひとつに大阪の四天王寺がある。不思議なことに、寺であるにも関わらず、四天王寺には鳥居がある。鳥居をくぐり、参道を歩いていくと、本堂へと至るのであるが、なぜか正面ではない。四天王寺は南から北へ、中門と五重塔、金堂、そして講堂が一直線に並んでいる。いわゆる四天王寺式伽藍配置で、鳥居は西側にある。ちょうど伽藍のラインと垂直に交わる形で参道が伸びている。
 鳥居から続くラインを延長していくと、境内に建てられた小さなお堂へと至る。掲げられた扁額には「牛王尊」と書かれてある。正式には「石神堂牛王尊」といい、中には牛の像が安置されている。なんでも、四天王寺が建立されたとき、それまで資材を運搬していた牛が石になった。功績を讃えて、石になった牛を丁重に祀ったのが始まりで、今でも秘祭が行われているという。
 四天王寺について長年研究されている怪談蒐集家で、古代史研究家の中山市朗氏は、この牛王尊こそ、四天王寺においてもっとも重要な祭神と見る。四天王寺が建立される以前から、石神堂はあった。四天王寺の鳥居とその参道は本来、石神堂のものだったというのだ。
 しかも、四天王寺という名前も、牛王尊に因む。牛王尊とは陰陽道の荒ぶる神「牛頭天王」のこと。牛頭天王の天王をもって、建てられた寺も「天王寺」と呼ばれ、これが仏教の天部と結びつけられて「四天王寺」と称されるようになった。神仏習合の時代にあっては、四天王寺では牛頭天王も祀られていた可能性が高いと指摘する。
 実に興味深い指摘である。四天王寺は聖徳太子が建立した。聖徳太子の側近は秦河勝である。四天王寺の建立には秦氏が深く関わっている。日本における雅楽の祖は秦河勝で、その息子が四天王寺で演じたのが始まりであるという。
 京都には、同じく聖徳太子の発願で、秦河勝が建立した広隆寺がある。ここでは、かつて牛祭が行われていた。牛に乗った摩多羅神が四天王と呼ばれる4人の鬼を従えて境内を練り歩くのだが、まさに、これは四天王寺にある牛王尊を暗示している。さしずめ、摩多羅神は牛頭天王だ。
 摩多羅神と牛頭天王の正体については、本文に譲るとして、ひとつ気になることがある。石だ。四天王寺建立の際、資材を運んできた牛は突如、竣工とともに石になった。これは、いったい何を意味するのだろうか。中山氏とともに現地調査をした際、ふと、石とは牛のことではないかという話になった。石神堂とは牛神堂のことだとすれば筋は通る。イシとウシ、あえて母音を転訛させて、一種の暗号としたのではないだろうか。
 そこで、はたと思いついたのが、四天王寺からさほど遠くない場所にある石切神社である。正式名は「石切劔箭神社」。この石を牛に置き換えると「牛切劔箭神社」となる。石を切る剣ではなく、牛を切る剣を意味しているのではないか。事実、石切神社の境内には親子の牛像がある。由緒によれば、石切神社の建立のために働いてくれた牛であるとか。献牛祭では、はりぼての牛の像も作られたという。
 石になってはいないが、四天王寺の縁起とまったく同じだ。しかも、もうひとつ共通点がある。物部氏だ。石切神社の主祭神は物部氏の祖神ニギハヤヒ命である。神職も代々、物部氏である穂積氏が担ってきた。聖徳太子の時代、物部氏の宗家であった物部守屋は討たれた。四天王寺の境内には、物部守屋を祀った祠もある。
 ひょっとしたら、石になったという牛は物部守屋のことなのかもしれない。討たれて死んだ物部守屋は石となった。怨霊となって祟りがないように、石神として祀った。そもそも「物部」という名前の「物」は牛扁である。本来は、いろいろな種類の牛のことを意味した。いうなれば、物部氏は「牛部氏」なのだ。
 では、なぜ牛なのか。答えは石切神社の名にある。そう、牛を殺して犠牲として捧げる祭礼を行っていたのである。これが後に陰陽道と習合し、やがて牛頭天王の信仰として位置づけられることになるのだが、源流をたどると、遠く西アジアのユダヤ教へと行きつく。本書では、呪術によって封印された恐るべき牛神の正体を探っていく。石に封じこめられた物部氏を蘇らせるために。


スサノオ命が蘇らせる将門の霊ーー飛鳥昭雄

 日本は神国である。物部氏と秦氏をはじめとする古代イスラエル人が建国した極東イスラエル「ヤマト」だ。物部氏は『旧約聖書』のユダヤ教であり、秦氏は『新約聖書』の原始キリスト教だ。日本神話でいえば、創造神ヤハウェがスサノオ命であり、イエス・キリストが天照大神である。神道におけるスサノオ命は荒魂であり、天照大神は和魂だ。
 世に災いをもたらすのは悪魔ではない。悪魔は堕天使であり、人間を悪の道へと誘惑する存在であり、いわば試す者だ。『旧約聖書』を読むとわかるように、地上の生物や人間を滅ぼしてきたのは絶対神ヤハウェである。悪魔の誘惑に負けて堕落した人間に天罰を下すのは、この世を創造したヤハウェ=イエス・キリストなのである。
 日本は神に祝福された国であるが、同時に試される。日本人の多くが堕落し、そして、神の怒りを買う。近い将来は、日本は滅亡の淵へと追い込まれる。蘇民将来の大預言は、けっして明るい未来を約束するものではない。最初の過越、すなわち古代エジプトにおける出エジプトの前夜のごとく、日本にも殺戮の天使たちがやってくる。
 出エジプトにおいては、全土に疫病が流行した。まさに今、全世界で新型コロナという疫病の感染が広がり、人類史上最悪の事態となっている。世界の雛型である日本も、しかり。何度も緊急事態宣言が発出され、毎日、多くの死者が出ている。創造神ヤハウェであるスサノオ命の荒魂が蘇民将来の預言の通り、疫病をもたらしているのだ。
 恐るべきスサノオ命の荒魂は、もうひとり恐るべき男を蘇らせようとしている。平将門である。奇しくも、2020年11月22日、東京の大手町にある平将門の首塚の改修工事が開始された。が、3日後の25日、茨城県を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生した。茨城県は平将門の本拠地である。
 幸い改修工事は無事に4月下旬に終了したが、安心するのは早い。今回の改修工事によって、平将門の怨霊が目覚めるかもしれないのだ。改修工事によって、首塚をいじったというだけではない。実は、この裏でひとつの密儀が行われていたのだ。茨城県の神田山延命院には首塚とは別に胴塚がある。改修工事にあたって、実は、ここ胴塚の土を首塚にもっていき、いっしょに埋めたというのだ。ある意味、首と胴体がつながった。呪術的に平将門は蘇った可能性がある。
 本来、平将門の首塚は江戸の要であった。江戸城の霊的守護を目的として作られた。裏で動いたのは南光坊天海である。天海は漢波羅秘密組織八咫烏のひとりであり、正体は明智光秀である。新型コロナが流行した2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、明智光秀が主人公だったのも、おそらく偶然ではない。
 織田信長を討った明智光秀は、その首を京都の北、船岡山に埋葬した。今でも、ここには織田信長を祀る建勲神社がある。建勲神社の某所に織田信長の首は密かに埋められ、平安京の霊的守護として位置づけられた。まさに、これと同じことを明智光秀=天海は江戸でも行っていたのである。
 もし、仮に平将門が霊的に復活したら、どうなるか。英雄神ならまだしも、怨霊となれば、東京が壊滅状態になる可能性もある。作家荒俣宏氏の小説『帝都物語』の世界だ。しかも、ここで鍵となるのが安倍晴明である。本文でも触れたが、安倍晴明は平将門の子供である。
 安倍晴明は陰陽師である。陰陽道は常に表と裏。日本もまた、東日本と西日本から成っている。平将門は関東武士として新皇を名乗った。いわば東日本の天皇だ。同じようなことは幕末にもあり、戊辰戦争において東武皇帝が立てられた。東武皇帝として擁立された北白川宮能久親王は輪王寺宮と呼ばれたように、日光とゆかりが深い。いうまでもなく日光東照宮は天海が設計した。日光東照宮は東日本における伊勢神宮なのだ。つまり、天照大神=アマテラス大神に対する東照大権現=アズマテラス大権現という位置づけだ。
 平将門が霊的に復活した今、近い将来、ふたつの日本が現出する。はたして、そこに現代の安倍晴明は現れるのだろうか。


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