戦艦USSウィスコンシンと巨大円盤形物体が交戦! アメリカ海軍とUFOの知られざる秘密戦争/南山宏
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戦艦USSウィスコンシンと巨大円盤形物体が交戦! アメリカ海軍とUFOの知られざる秘密戦争/南山宏

米海軍とUFOとの関わりは70年以上に及ぶ。そのほとんどは、今年6月、米国防総省が発表した3本のUFO映像が物語るように、"未知との遭遇"においては監視、調査、追跡が主体的な態度だ。
だが、秘められた歴史の間には、米海軍がUFOに攻撃をするというにわかに信じがたい驚愕の事件があった!

文=南山 宏 イラストレーション=坂之王道

P A R T 1 ペンタゴンがついに認めた!機密解除された3つのUFO映像

 ロズウェル──
 といえば、UFOについて多少なりとも関心がある人なら、だれもが知るアメリカの一地方都市の名だ。先の世界大戦終結の余韻がまだ醒めやらぬ1947年7月初旬、ニューメキシコ州ロズウェル市外の空軍基地(当時は陸軍航空隊基地)にほど近い、とある牧場で起きた“UFO墜落・残骸(一説には乗員も)回収事件”の発生現場として、今ではその名をつとに知られている。
 もっとも、アメリカのいわば片田舎の一地方都市にすぎないロズウェルが、その名を他国の人々にまで知られるようになったのは、当のUFO墜落回収事件が起きて30年以上もたってからだ。

 それまでは軍当局の徹底的な隠蔽工作によって、事件の真実が隠し通され、彼らが主張する“気象観測気球落下”説が、何食わぬ顔でまかり通っていた。
 事件後30年以上も経過した1980年代になって、ようやく民間の超常現象研究者やUFO研究団体が、隠されつづけてきた真実を掘り起こして真相の暴露に成功するまでは、ほんのひと握りの軍関係者と口止めされた地元の住民以外には、だれひとり事件の存在を知る者はなかったのだ。
 このロズウェル事件は、当時のアメリカの国防の一端を担っていた米陸軍航空隊(のちの米空軍)が直面した最も代表的なUFO事件のひとつだが、もちろん国防に関わるような重大なUFO事件はこれだけには留まらない。
 米海軍の最新鋭ジェット戦闘機が、地球上の幾つかの異なる地点でUFOと遭遇し、撮影した衝撃的な記録映像が含まれる、いわゆる“ペンタゴンU地方とその領海内でも、実は当時から現在に至るまで、UFOやUSO(未確認潜航物体)が頻繁に目撃されながら、その真実は国防に関わる最重要な軍事機密として、ロズウェル事件同様、高く分厚い秘密の壁の向こうに隠されつづけてきたのだ。
 だが、21世紀に入ってすでに20年以上がたとうとする今この時点で、前世紀以来人類を悩ませつづけてきた“UFOの謎”の決定的解明につながるかもしれない新たな手掛かりが浮上してきた。
 米海軍の最新鋭ジェット戦闘機が、地球上の幾つかの異なる地点でUFOと遭遇し、撮影した衝撃的な記録映像が含まれる、いわゆる“ペンタゴンUFOビデオ映像”がそれである。

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"ペンタゴンUFOビデオ映像"のひとつ、" フリア"。2004年11月10日撮影。

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3つのUFOビデオ映像のうちの、"ジンバル"。2014年に撮影されたという。

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これも公開されたUFOビデオ映像で、2015年撮影の"ゴーファスト"。

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トップ記事でUFO墜落事件を報じる地元紙「ロズウェル・デイリー・レコード」。

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ロズウェル近郊に立つ"UFO墜落現場"の標識看板。

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"空飛ぶ円盤"時代の先駆けとなった実業家ケネス・アーノルド。手にしているのは目撃したUFOのイラスト。

6月24日の公表はただの偶然ではない!?

 ちなみにここでいう“ペンタゴン(五角形)”とは、超大国アメリカの陸海空3軍、海兵隊、宇宙軍を統括する国防総省を意味する俗称で、その全景写真を見ればわかるように、政府部内でも最大かつ最重要なこの中央官庁が入っている広大な建物が、まさに正五角形を呈していることに由来する。
 米首都ワシントンDC発のロイター電が、本年(2021年)6月24日付で世界に配信したところでは、米海軍の複数のジェット戦闘機が訓練飛行中ないし警戒行動中にたまたま出くわして撮影に成功した、という衝撃的な3通りのUFOビデオ映像を、そのペンタゴン自らが機密解除して公式発表に踏み切ったのだ。
 総じてマスメディアから“ペンタゴンUFOビデオ映像”と呼ばれるようになる、すべて赤外線撮影のため単モ一ノ色カラ調ーで撮られたUFO映像が、まさにそれである。もっとも、問題のUFOビデオ映像と同じものは、実はすでに数年前から「ニューヨーク・タイムズ」紙などが報じていて、必ずしもだれもが驚く新鮮な大特ダネというわけではない。
 ペンタゴン側があらかじめ極秘情報を意図的に小出しに漏リ ー ク洩して国民の反応を見たうえで、大々的な公式発表の形をとったフシもあるからだ。
 ちなみに公式発表日の6月24日という日付は、少なくとも世界のUFO研究者やUFOマニアにとっては、長年“UFO記念日”として知られてきた重要な日だ。これもまた発表の裏側を覗けば、ただの偶然ではなかった可能性があるかもしれない。
 話を元に戻して、ロズウェル事件が発生する10日ほど前、1947年6月24日の午後3時ごろ、アメリカ北西部ワシントン州内の4000メートル近い高峰レーニア山付近で、行方不明機の捜索に加わっていた実業家ケネス・アーノルドの自家用機が偶然、9個の見慣れぬ形状の飛行物体群を発見した。その異様な物体群は、はっきり編隊を組んで飛行しているように見えた。
 飛行場に戻って新聞記者団に取り囲まれたアーノルドが、目撃談を語る中で“半円形の受ソ ーサーけ皿あるいは円デ ィスク盤状の物体”と形容したことから、“ 空飛ぶ円盤フライング・ソーサー”という今ではお馴染みの呼び方が誕生する。
 当時この端的で新鮮な響きがこもった新造語は、新しい愛称的な慣用句として、UFO研究界やSF作品の世界だけではなく、広くマスメディアの分野でも、肯定否定さまざまな意味を込めて盛んに使われるようになったのだ。
 その一方、今ではだれでも知っているUFO(未確認飛行物体アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクトの略称)という呼び方のほうは、当時はまだどこにも存在していなかった。
 この専門用語は、ロズウェル事件に隠された国家の存亡にも関わりかねない真相に強い衝撃を受けて、ただちに空軍部内で発足したUFO専門調査機関のプロジェクト・サイン(のちグラッジさらにブルーブックと機関名を変更)が、軍の上層部に提出するUFO現象調査報告書の中で使い始めたのが始まりだ。のちには一般社会にも広く知られるようになったが、本来はアメリカ空軍が部内だけで用いる専門用語だったのだ。

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米国防総省、通称"ペンタゴン"は、その名のとおり五角形の建物だ。

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サンクレメンテ島。この沖合で、ペンタゴンUFO"フリア"が撮影された。

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空母USSセオドア・ルーズヴェルトを発艦するスーパーホーネット。ペンタゴンUFOはこの同型機が撮影。

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