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知られざる比叡山の魔所「狩籠の丘」/菅田正昭

京都の鬼門を守る比叡山(ひえいざん)。その山中に、3つの結界石が置かれた、奇妙な場所がある。遠い昔、最澄が魔物を倒し、地中に封じこめたとされるこの場所は、はたしてどのようなところなのだろうか。

文=菅田正昭

伝教大師最澄が封じ込めた魑魅魍魎の正体とは?

 比叡山の一角に“狩籠(かりごめ)の丘”と呼ばれている場所がある。
 比叡山は根本中堂を中心とする東塔(とうとう)、釈迦堂を中心とする西塔(さいとう)、そして円仁や良源(元三大師)ゆかりの横川(よかわ)の三塔地域から成るが、この狩籠の丘はやや横川寄りの西塔地域の外れにある。奥比叡ドライブウェイを走っていくと、道路脇に広場のような空間があり、そこが狩籠の丘だ。若干、不自然な気がするかもしれないが、関心がない人には、何の変哲もない景色に見えてくる。

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狩籠(かりごめ)の丘。1メートルほどの石が3つ、正三角形に配置されているだけの場所だ。しかしその中心には魔物が埋められているという。

 しかし実際に降り立つと、たしかに異様な佇まいだ。高さ1メートルくらいの紡錘形の石が9メートルほどの間隔で3個、置かれている。その3つの石を結ぶと正三角形になる。おそらく結界になっているのだろう。その真ん中に立つと、何かを感じる。

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