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凶暴化する獣人ヨーウィの連続襲撃事件を追う!/並木伸一郎・フォーティアンFILE

不可思議な事件の数々に、超常現象研究家、並木伸一郎が鋭く切り込む。
今回はオーストラリアの獣人UMAヨーウィの謎に迫る!
はたして正体は、未知の化石人類なのか?

シリーズ記事は「#フォーティアンFILE」にて!

アボリジニに伝わる巨大獣人伝説

 ヨーウィは北アメリカのビッグフットと同様に猿と人間の中間的な特徴を備えた、直立二足歩行をする獣人UMAだ。体長は1.5〜3メートル、筋骨隆々の身体は茶褐色の長毛で覆われている。両肩にめりこんだような頭部は類人猿そのもの。頭頂部の毛は薄茶色で、額から眉丘にかけて隆起があり、眼窩にはくぼんだ大きな黒い目がある。

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1912年、ブルーマウンテンに現れたヨーウィのスケッチ。

 これまでに、オーストラリア全域から寄せられた目撃報告は3500件以上にのぼる。25〜40センチのさまざまなサイズの足跡も数多く採取されてきた。特にニュー・サウスウェールズ州沿岸からクイーンズランド州の南東部に位置するゴールドコースト一帯に出現が集中しており、シドニー西方のブルーマウンテンの山中にはヨーウィの“巣”があると推測されている。

 また、目撃の歴史は古く、1795年にシドニー湾周辺でヨーロッパからの移民が目撃したという記録がある。
 だが、それ以前からオーストラリアの先住民「アボリジニ」たちの間で、ヨーウィの存在は語り継がれてきた。1895年ころまでブルーマウンテン一帯に住んでいたアボリジニの間では、「ガバ」と呼ばれる獣人の存在が伝承されていたという記録も残っており、1912年にブルーマウンテンで目撃されたヨーウィのスケッチもある。

 その後、1970年代になり、目撃事件が多発しはじめた。
 1970年8月7日には、UMA研究家のレックス・ギルロイが、ブルーマウンテンの一角にあるソリタリー山中でヨーウィと遭遇。このときの個体は体長約1.5メートルと小柄で、甲高い鳴き声をあげながら姿を消したという。1976年8月には、リズモンド地区の民家にたてつづけに出没。同年12月には、ヨーク山付近で小柄なヨーウィが目撃されている。

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未確認隠棲動物研究家、レックス・ギルロイが採取したヨーウィの足跡の石膏型。

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シドニー近くのカトーバで採取されたヨーウィの足型。横幅の広さが特徴だ。

 1980年8月3日にはコックス・バーバーで、ついにヨーウィの姿が写真で捉えられた。午後8時過ぎ、不審な物音を聞いたクラリン・ブリューワが外を覗いてみると、全身毛むくじゃらの怪物がゆっくりとした足取りで前方の茂みに向かって歩いていた。ヨーウィだと直感した彼は、慌ててカメラを取り出し、シャッターを切った。フィルムを現像したところ、歩き去るヨーウィの後ろ姿を、見事に捉えていたのである。

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