
高知に長頭宇宙人が出現し、兵庫で「ええもん」を見せられた!/松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎の怪談行脚
事故物件住みます芸人・松原タニシと、オカルトコレクター田中俊行、そして高松で活動する怪談バンドマンの恐怖新聞健太郎ーー3人の異色ユニットが、行く先々での怪奇体験を公開する。
今回はなんと「UFOとの遭遇」がテーマ。地球・日本の田中家の状態は、地球外知的生命体にも筒抜けなのだろうか。
文=松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎
田中俊行が守るもの
タニシ 事故物件住みます芸人・松原タニシです。
田中 オカルトコレクター・田中俊行です。
健太郎 四国高松で怪談をやってます、恐怖新聞健太郎です。
丸坊主にした恐怖新聞健太郎と、田中俊行。お互い、守るものがある。
田中 健太郎さんは四国の怪談を守ってますからね。
健太郎 自分では守ってる自覚はなかったんですが……
田中 いや、こんな時代やからこそ僕らが怪談を守っていかなあかんから。だからこれからは「四国の怪談は俺が守る! 恐怖新聞健太郎です」って言わな。
健太郎 責任重大ですね……。田中さんはどこで怪談を守ってるんですか?
田中 僕は実家で守ってるよ、怪談も遺産も。
健太郎 遺産も?
タニシ 田中さんはこう見えて子供部屋おじさんですから。
田中 「神戸の実家は俺が守る! 弟には渡さないぞ、田中俊行です」
タニシ さすがやね。そういえば田中さん、ちょっと前にお母さんから部屋の戸に貼り紙貼られてましたよね。何って書かれてたんでしたっけ?
田中 「どんなむだな事をしてるのか よくわかった」やな。
健太郎 お母さん、息子の怪談全否定してるじゃないですか。
田中 あと「早く出ろ!」やね。
健太郎 遺産も無理じゃないですか。
田中 そやねん。
田中俊行の部屋の戸に貼られていた、お母さんからの貼り紙。切実。
四国の宇宙人がビールを飲んだ話
タニシ まあ田中さんは怪談以外にも面白い話ありますからね。UFOの話。
田中 そうそう。僕UFO見てるから。
健太郎 え、マジですか?
田中 マジです。でもその前に四国もUFOの話はよく聞くよね。
健太郎 そうなんです。実は僕の地元の香川県の友人もUFO見ていて。
友人が昔、夜中に寝てたらもの凄い音が外から聞こえてきたらしくて、「何だろ!」と思って窓から空を見ると、ピカピカ光る飛行機よりデカい何かが轟音を立てながら山の方に墜落していったんです。そして落ちた瞬間に「ゴォーーーン」ていうとてつもない衝撃音が聴こえてきて「ああ、これは明日大ニュースになるやろなぁ」って思いながらまた寝たらしいんですけど、次の日そのニュースは全く出ず、今の今まで話題にすらならなかったみたいです。でも友人は頑なに「あれはUFOが墜落した瞬間に違いない。きっと日本はアメリカに指示されて無かったことにしてるはず」って言ってました。
タニシ 他の人は目撃してないんですかね。
健太郎 友人が言うには「多分みんな記憶を消されて、俺だけが免れたんじゃないかな」って。
タニシ そんなことあるんですねぇ。
田中 四国は多いからなぁ、UFOの目撃談。そもそも四国のUFO話で有名なのはやっぱり高知の介良事件。1972年に高知県高知市東部の介良地区で数人の中学生が小型のUFOを捕まえた話。
この話は子供の嘘かと思いきや、目撃者の二人がUFOの大きさを巡って言い争いしたりと、本当に何かがあったのは確かなのかもしれない。
タニシ 高知県は筆山にも出るって聞きましたよね?
田中 そうそう、いつも高知で怪談イベントさせてもらってるカオティックノイズの近くにあるバー「VIVA」のマスターIさんがその話をしてくれた。確か筆山に向かうUFOを20機ほど見たと言ってましたね。
健太郎 20機はすごいなぁ。
高知県の筆山にある霊園には、巨大な高知観音がある。こういう場所ではやはりはしゃいでしまう松原タニシ…。
高知に長頭宇宙人が出現し、兵庫で「ええもん」を見せられた!/松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎の怪談行脚
200円
