古代エジプトの神獣サーポパードと恐竜オーパーツの謎/権藤正勝
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古代エジプトの神獣サーポパードと恐竜オーパーツの謎/権藤正勝

古代、王権のシンボルとして描かれていた謎の怪物がいた。ヘビのような長い首とネコ科の獣の体を持つ「サーポパード」だ。この怪物の正体を追い求めていくとあのアフリカのUMAモケーレ・ムベンベに辿りついた!

文=権藤正勝

古代文明に見られる怪物サーポパード

 世界最古の文明のひとつに数えられる古代エジプト文明。ナイル川の畔に紀元前3000年ごろから、独自の統一王朝を築いてきた。
 古代エジプト文明は、数多くの彫像を残しているが、そのなかには不思議な生き物も数多く見られる。
 たとえば、人間と動物が組み合わさったものだ。
 ライオンの体にヒトの頭を持つスフィンクスがその代表だが、他にも、人間の体に動物の頭を持つさまざまな神が存在していた。なかでもジャッカルの頭を持つアヌビスやハヤブサの頭を持つホルスなどは、広く知られているところだろう。

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(上下)古代オリエントの彫像に見られる不思議な生き物。これらはいったいどこから来て、何を意味しているのだろうか?

 ところで、これらの半人半獣のなかでも、ライオンの体に鷹(エジプトではハヤブサの場合もある)の頭と羽を持つグリフィンと、長い曲がりくねった首のネコ科動物として表されるサーポパードは、統一王朝以前から見られるもっとも古いモチーフである。いずれも、おそらく王家に属するものと思われる儀式用の粘土板や石板、象牙の化粧板、象牙のナイフの柄などに、数多く刻まれている。
 グリフィンとサーポパードは、古代メソポタミア文明にも見られるので、エジプトからオリエントにかけて、多くの古代文明で知られていたということがわかる。
 そこで今回は、伝説上の生き物とされるふたつのうちの、サーポパードに注目してみたい。

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ナルメル王のパレットに刻まれたサーポパード。中央に描かれた長い首をからませた奇怪な生物がそれだ。

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