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パンデミックを予言!? 映画『ロックダウン・ホテル/死霊感染』で釈由美子が体験した“肌身の”恐怖と霊感遺伝

殺人ウイルスが蔓延し、のたうち苦しむ感染者でホテルが埋め尽くされる……。新型コロナウイルスによるパンデミックを想起させるストーリーで話題の映画『ロックダウン・ホテル/死霊感染』。2019年に制作された本作は、コロナ禍を予言していたのか?
逃げ場のない環境で感染に苦しむ妊婦ナオミを熱演した釈由美子さんに、撮影時の恐怖と、母になって変化した超常現象体験を聞いた。

構成=いわたみどり 撮影=我妻慶一
取材協力=サイゾー

ロックダウンホテルポスター

苦しみを足の裏でも演技!

――この映画は世間に新型コロナウイルスのコの字も出ていない2年前、2019年に撮影されたものなんですよね。未知の殺人ウイルスが蔓延していくという大変予言的な内容ですが?

釈由美子(以下、釈) そうなんです。2019年1月にカナダのモントリオールで撮影がスタートしました。このときは、私もスタッフも……それどころか世界中の人たちがまさかこんな世界的なパンデミックが起きることになろうとは想像だにしてなかったはずです。

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――舞台はホテルですが、実際のホテルで撮影されたとか?

釈 ワンフロアを貸し切って撮影されました。で、その下の階はスタッフやキャストの宿泊用に貸し切っていて、上で撮影して「お疲れさま~」と言って下の階に行って寝るという、まさにロックダウンのように拘束されてました。食事もホテル内のレストランでしたし。
 あ、それで他のフロアには一般の宿泊客もいたのですけど、撮影の合間に昼食しに行ったりすると、レストランに入ったとたんに「おおお~!」と驚かれてましたね。ものすごくヤバい特殊メイクしてるから(笑)。

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――ヤバいと言えば、釈さんのウイルス感染後のほふく前進する姿はかなりヤバかったですよね。演出としてはどんな感じだったんですか?

釈 感染症のステージ1の状態から徐々に2,3と悪化していくんですけど、最初は手の痺れや体の違和感に「なんでだろう?」という程度のことから急にガクンときて、全身が痙攣しながらも、ほふく前進しかできなくなっていく……筋肉が硬直して動かないけれども、気力だけで進むみたいな芝居です。
 特徴的なのは足の裏の演技。足の裏をアップで抜かれる映像が多いんですが、ほふく前進だけでも大変なのに、足の指の動きや土踏まずのひねりとか……普段使わない筋肉を使いまくる日々で筋肉痛になったり、夜中に足の指がつったり、ふくらはぎがこむら返ったりしてました。
 ホラー映画の撮影中なので「これは金縛り!?」と思ってもいいところなんですけど、満身創痍だったので、残念ながら間違いなく足の痙攣と言いきれちゃいましたね。

――でも、たぶんこの映画を見た人のほとんどが、釈さんの足の裏が一番怖かったと思います。最大の見どころと言ってもいいはずですよ。

釈 本当ですか? だったら、つったかいがありました(笑)。

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「小さいおじさん」への感覚が子供へ遺伝!?

――釈さんと言えば、以前は「小さいおじさん」の目撃談が話題になりましたけど……最近でも出てきてます?

釈 当時は本当に妖精や小さいおじさんが見えていたんですけど、出産するとそういう力がなくなるとよく聞きますが、まさにそうなんだなぁと実感してます。
 産んだ瞬間から見えなくなったというのではなく、いつの間にか存在を感じなくなっていて、「そういえば最近見てないなぁ~」と。なんというか、ゼロではないですけどそっち方面に対して感度が鈍くなったという感じですね。でもそれに反して、産んだ子供のほうがスピリチュアルな発言をするようになりました。

――それって霊感が遺伝したということですよね。やはり「小さいおじさん」体験ですか?

釈 小さいおじさんかどうかわからないんですけど、それらしい何かは見えてるみたいなんですよ。見えないなにかに「お菓子どーぞ」ってすすめたりしています。
 息子はいま4歳なんですが、ようやく言葉を覚えはじめた2歳くらいのときからスピリチュアル的なことを急に話しだしました。
 とくにぶれない内容が、生まれる前の記憶の話なんです。
「お空からいろんなママがいるのを見ていて、僕がこのママがいいって選んだんだ。僕が『このママにき~めたっ!』って言ったらポトンと入ったの」
 って言うんです。ポトンと入るって何だろうと思ったんですけど何回も同じことを話すんです。それも私が誘導尋問的に引き出したことじゃなくて、現実主義の主人がお風呂に入れていたときに「生まれたときを覚えているよ~」って自分から話し出したんです。
 他にも可愛いママがたくさんいるのに、なんでこのママにしたの? と聞いたら「泣いてて可哀そうだったから、僕が元気づけてあげようと思ったんだ」って……。確かに、授かった頃、私は父が亡くなったばかりで毎日メソメソして泣いていることが多かったんですよね。

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――お父さまが息子さんとの縁を運んでくれたのかもれませんね

釈 そうですね。赤ちゃんのときに実家のお仏壇の父の写真を指さして、会ったこともないのに「じぃじ、じぃじ」って。生前、父がずっと男の子の孫が欲しいって言っていたこともあって余計にそういうことってあるのかなぁと思いました。
 誕生日もね、私と息子は同じなんですよ。別に狙ってたわけじゃなくて、予定日よりも早く産まれちゃったんです。
 どうやら早まりそうだとわかったときに、胎教のようにお腹に向かって「あと1週間だよ~」「あと3日だよ~」「ママと同じ誕生日に出ておいで~」と唱えていたら本当にその日に産まれてきてくれたんです。これについても「ママが急かせるからさ~」と言っています(笑)。

幽霊よりも殺人ウイルスが恐ろしい

――心霊の話でも釈さんの場合は、明るい話が多いようですけど、怖い体験はしたことがありますか?

釈 古い旅館で、夜中にふと目を覚ましたら女の霊が泣きながら隣で寝ている息子を連れて行こうとしていたんです。もちろんリアルには抱きかかえられないんですけど……。
 直観的に”この人は子供を亡くして悲しい死を迎えたんだろうな”ということが伝わってきたんです。でも、とにかく息子を守らなければと強い母性がこみ上げてきて、「あっち行って!!」と怒鳴りました。たぶん、そのときの私はもの凄い鬼の形相だったと思います。そのせいかどうかはわかりませんが、すぐに消えてくれましたね。

――母の気迫で! 今回の映画の撮影中には何か起きましたか?

釈 今までは心霊的な撮影をすると、寄ってきやすい感じはあったんですけど、海外の作品だと周波数が違うのか、そういう感覚もまったくなかったですね。英語もフランス語も通じないから、私なんか相手にされなかったのかも。

――霊が何か訴えたいことがあったとしても言語が違うと理解されないかもしれませんね。それにしてもこの映画は、その後世界を震撼させるウイルスの存在を予言するような内容そのものがオカルト的です。

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釈 同じ予言なら、もっといい意味の予言だったら良かったのに……。撮影後にコロナ禍になって、もう絶対にお蔵入りになるなと思ってました。それに2年前に撮った作品とは知らない人からは、こんな時期にこんなあざとい映画を公開するなんて、と思われたりするんじゃないかという思いもあります。ご家族が亡くなられた方や後遺症で苦しんでいる方、医療関係者でコロナと戦っている方たちと、まだ世界中でこの病が蔓延していて傷も癒えてないときに公開されるので、出演者という立場でありながらも「ぜひ!」とは言いにくいんです。
 ただ思うことは、この映画に出てくる未知のウイルスは、新型コロナウイルスよりもはるかに凶暴なものなのですが、コロナもこの先どんなふうに変異していくかわかりません。また違うウイルスが出現するやもしれません。そうなったときに自分だったらどうやって戦うか、自分の大切な人を守るために何ができるか、改めてそういったことを見つめ直すきっかけになってほしいなとは願っています。

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釈由美子(しゃくゆみこ)
1997年デビュー。女優、タレント。 映画『修羅雪姫』、『ゴジラ×メガゴジラ』、『KIRI職業・殺し屋』、ドラマ『スカイハイ』、 『7人の女弁護士』などの作品で主演を務める。一児の母。
「ロックダウン・ホテル/死霊感染」
7/2(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテほか、全国ロードショー!


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