
ムー2022年2月号のカバーアート/zalartworks
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「ムー」本誌のカバーアートを手掛けているzalartworksさんによる、アートワーク制作の裏話です。

今月の総力特集は「究極理論宇宙プロミング説」、この世界はシミュレーションなのか?というものです。理論上高度な計算能力を持つコンピュータを使えば、全宇宙をシミュレーションすることができるだろうと言われているそうなのですが、まずはそれだけのコンピュータを稼働させるエネルギーが必要になるようです。
ロバート・J・ブラッドベリーによって考案された、ダイソン球によって構成される巨大な計算能力を持つ仮想のメガストラクチャー、「マトリョーシカ・ブレイン」という概念がありまして、ダイソン球は恒星を殻の様に構造物で覆って恒星の発するエネルギーの全てを利用可能にする仮説上の人工構造物なのですが、マトリョーシカブレインはそのダイソン球のエネルギーを使用してコンピュータシステムを駆動するというものだそうです。
そんなマトリョーシカブレインを使ったシミュレーションの世界をイメージして今回のモチーフを選んでみました。
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