韓国ドラマ「トッケビ」の意味がわからない!花嫁?その疑問にすべて答えます

「トッケビ、意味がわかんない。。」

「トッケビの花嫁ってなに?」

「トッケビの何がそんなに意味不明なの?」

2016年に韓国で放送されたドラマ「トッケビ」
韓国ではもちろん、日本でも絶大な人気を誇った本作品。

しかしネットで本作品を検索すると「意味が分からない」や「理解できない」と出てきます。

一体何が意味不明で理解できなかったのでしょうか?

この記事では、なぜ「トッケビ」が意味がわからないと言われているのか、筆者の考察だけでなく実際のSNSの声と共に回答していきます!

まだ「トッケビ」をご視聴されていない方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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韓国ドラマ「トッケビ」とはどんな作品?

意味不明な「トッケビ」の疑問に答える前に。
はじめに、韓国ドラマ「トッケビ」とはどんな作品か?まとめます。

作品名 トッケビ
脚本 キム・ウンスク
出演者(役/主要キャスト) トッケビ(キム・シン)/コン・ユ
チ・ウンタク/キム・ゴウン
死神/イ・ドンウク
放送(放送期間) tvN(2016年12月2日~2017年1月21日)
Mnet(2017年3月17日~2017年5月初旬頃)

相関図

トッケビの相関図についてです。

「トッケビ」のポイントがこちら!

・とにかく男性俳優陣がカッコイイ!沼るの間違いなし!
・死神とサニーの前世の繋がりとは?
・トッケビの新婦は胸に刺さった剣を抜くのか…
・トッケビと死神のやり取りが笑えます(笑)

きっとあなたも、純愛が繰り広げる、ファンタジー・ラブロマンスに釘付けになるでしょう。

あらすじ

トッケビのあらすじについてです。

高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって”不滅の命”を生きる”トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは”トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、”不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。

全何話放送?

本作品は全16話となっています。

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「トッケビ」の意味がわからない5つの点を解説

早速、「トッケビ」の意味がわからない5つの点を解説していきます!

【意味不明1】1話目からキム・シンはなぜ生き返った?

まず、意味不明との声が多いのは「キム・シンはなぜ生き返ったのかどうか」

本作品の1話では、キム・シンがトッケビになる前の話があります。

時代は1000年前。
シンは皆が恐れる武士として、戦場で戦っていました。

剣を振りかざし、敵とみなせば皆殺し。
そんなシンのことを皆は「武神」と呼んでいたのです。

ある日戦から戻ったシンは、でたらめな理由で謀反人に仕立て上げられ、王様によって殺されます。

そしてシンの死体は、剣が刺さったまま野原に放置されるのです。

しかし民の願いが叶い、シンは神によって生き返ります。

「生き返る代償として、不老不死の体になり、大事な人の死を何回も見届けろ。それが、今まで神が創造してきた者を殺した罪だ。」

「しかしトッケビの新婦が現れ、その剣を抜いた時、無に帰れるだろう」

こうして、シンは死ぬことも許されず、何年も彷徨うことになります。

この1話目のなぜシンだけ生き返った?意味が分からない!と疑問に思う方も多いようでした。

結論、筆者が実際に視聴し考察して、回答としてあげられるとしたら…

・民の祈りが神に届いた
・シンに対する罰を受けさせるため

シンは多くの民から、武将として称えられていました。
なので、シンが亡くなって悲しむ民や、一緒に戦ってきた仲間たちが、生き返って欲しいと願う気持ちもあったでしょう。

また、武将として功績を残した裏では、多くの人の命を奪ったということです。
簡単に人を殺めた罪の償い、人の命の重さを知るべきだという、神からの教えだったのかもしれないですね。

ただ、運がよかったのか悪かったのかは分かりません…

【意味不明2】分かりづらい場面が多くていつ伏線回収される?

次に、意味不明として多いのは「伏線回収」についてです。

分かりづらい場面も多い本作品。
しかし、見続けると伏線回収がちゃんとされています!

伏線回収の1つとして例を挙げるのなら、4話の死神とサニーが出会った場面!
死神が赤い服の女から、緑の指輪を受け取ろうとしたとき、サニーが横から指輪を取りました。

死神はサニーを見た瞬間、涙が溢れてくるのです。

自分でもなぜ泣いているのか分からないと答えます。
またサニーに「ソンヒ?」と名前を呼ぶのでした。

ここだけ見たら「ん?」となりますが、ちゃんと伏線回収されます!

まず、死神は前世で王様ワン・ヨだったということ。
そして、死神がサニーを見て涙した理由は、サニーは前世で王妃のキム・ソンだったからです。

つまり、キム・ソン(サニー)はキム・シンの妹であり、死神(ワン・ヨ)の初恋の相手で、愛する妻だったのです。

しかし、死神(ワン・ヨ)はキム・シンの栄光に嫉妬し、キム・シンとキム・ソン(サニー)の兄妹の仲の良さを妬んでしまいます。

結果…キム・シンを殺し、愛する妻(サニー)も殺すことになるのです。

実際は、側近のパク・チュンホンにそそのかされたんですけどね!
そして、1人残った死神(ワン・ヨ)は毒を盛られていることを承知の上で、ご飯を食べ続け、死にます。

死神は、前世で自殺行為をしてしまったので、神により死神にされたのです。

疑問点だった場面も、こうして伏線回収され、死神とサニーの悲しい過去のストーリーが明らかになります。

本作品は、点と点が繋がったとき、とにかく悲しい!そして切ない物語です。

【意味不明3】ウンタクの赤いマフラーには意味があるの?

さらに意味がわからない点が「赤いマフラーの意味」

ウンタクがいつも巻いている赤いマフラー。
1話目から重要なアイテムとして出てきます。

いったい、赤いマフラーにはどんな意味があるのでしょうか?

ウンタクのお母さんは亡くなったあと、ウンタクの誕生日を祝いに、家にいました。
幽霊が昔から見えるウンタクは、最初何の疑いもなく母に話かけますが…母が幽霊だと気付いてしまいます…

母は「もうすぐ病院から電話があるわ。外は寒いから、ちゃんとマフラーをして、病院へ行くのよ」とウンタクに言うのです。

母が言うマフラーが、いつもウンタクが巻いている赤いマフラーのことです。
そして、高校生になったウンタクが今も巻いている赤いマフラーは、ボロボロになっています。

そんなボロボロのマフラーをなぜ捨てないのか…

筆者が思うに、ウンタクは、母が亡くなった後、叔母や叔母の家族から辛く当たられています。

そんなウンタクの支えになったのは、間違いなく赤いマフラーだったと思います。

きっと赤いマフラーには、お母さんとの思い出や、お母さんの形見といった強く、温かい意味があったのではないでしょうか。

また最終回では、赤いマフラーを巻いたウンタクが、夜空に向かって「お母さん、私結婚するよ」と話かけていました。

ウンタクの中で、母と繋がれる唯一のアイテムも赤いマフラーだったのかもしれないですね。

【意味不明4】なぜトッケビに仕えるのは孫なの?

次に取り上げる意味がわからない点は「なぜ孫なのか?」

1話目で、キム・シンがトッケビとして生まれ変わったとき、家臣だったおじいさんが、孫をキム・シンに紹介します。

「これから旦那様に仕える孫です。」

そして現代でもユ・シヌ会長がキム・シンに紹介したのも、孫のドクファでした。

なぜ息子や娘でなく、孫を家臣にするのか疑問に思う方も多いでしょう。
筆者も疑問に思ったうちの一人!

しかし本作の中で、なぜ孫が家臣になるのか、明らかな理由は出てきません。

なので、筆者なりの考えをお伝えします!
今回は家臣に与えられた仕事から謎を解いてみました。

まずキム・シンは、高麗時代から、民から称えられる存在だったので、家臣がいます。

家臣とは、旦那様の身の回りのお世話係のようなものです。

しかし、永遠の命を持つトッケビとなると、家臣の仕事も変わってきますよね。
周りに疑われないよう、トッケビだと気付かれぬように気を付けないといけません!

なので、何十年も同じ場所に住み続けることはできないため、何回も名前や住所の変更をするこになります。

ちなみにトッケビは、20年周期で、移り住んでいました。

トッケビの事情を考えると、一番長くお世話ができる孫が適任だと思ったのでしょう。

また、息子より孫の方が現代の情報にも詳しく、怪しまれないと考えたのかもしれませんね!

【意味不明5】最終回で死神の生まれ変わりはあの刑事?

そして最後に取り上げたい意味がわからない点は「最終回の生まれ変わり」

高麗時代のキム・シンはトッケビになっても、そのままの姿でした。
しかし、王妃キム・ソンはサニーとして生まれ変わり、顔も変わっています。

そして死神は、キム・シンの主君ワン・ヨでしたが、若い頃の映像が多いため、最初は死神の容姿ではありません。
(後に、死神の容姿のワン・ヨも登場します)

なので、どの人がどの人?そして何をした人?と混乱した方も多かったことでしょう。

現代と高麗時代の人物を把握していないと、繋がらない話となっているのが少し難点でもありますね。

しかし全てが繋がった瞬間、悲しさや切なさで、本当に胸が苦しくなります!

まさかワン・ヨが死神だったとは…
「そんなのなしだよー」と筆者もショックを受けました…

でも最終回では、死神もサニーも生まれ変り、死神は刑事。

サニーは女優として活躍していました!
またウンタクはパク・ソミンという名前で、キム・シンの前に現れています。

死神とサニーは前世でも、現代でも、来世でも惹かれ合う運命だったようですね!

最終回に死神とサニーのハッピーエンドが見れて本当に良かった!!

キム・シンとウンタクと、同じくらい注目されていた死神とサニーだったので、「二人の本当の結末が見れて幸せだった」などの声も多かったようです。

SNS上で多いトッケビの意味がわからないシーン

次に、SNS上で多いトッケビの意味がわからないシーンもご紹介します。

【シーン1】死んだはずのタンウクはなぜトッケビを覚えていた?

最終回で、ウンタクは事故を防ぐため、自らを犠牲にして死にます。

キム・シンと最期の別れをする際、ウンタクは「生まれ変わって、必ず会いに行くから待ってて」とキム・シンに伝えるのです。

そしてウンタクは、本当に生まれ変わり、キム・シンに会いに行き、二人は再会することが出来ました。

なぜウンタクはキム・シンを覚えていたのか…
筆者が思うに、死んだ者が、最期に死神から出されるお茶を、ウンタクが飲まなかったことに、意味があるような気がします。

【シーン2】現代と高麗時代の話の飛び方が激しい

本作品の鍵ともいえる、900年も前の出来事。
ワン・ヨやキム・シン、そして王妃の生まれ変わりがサニーなど、とにかく複雑な関係です。

どんどん明らかにされていく正体。
深い関りがあるからこそ、現代の話と、高麗時代の話は交差しながら進みます。

1話目の話がとても重要になるので、人物が分からなくなったら見返すのもいいですよ。

【シーン3】とにかく1話目から意味がわからない

1話目が意味わからなかったという意見は凄く多かったです。

1話目は、現代から時代劇、そしてトッケビに死神と、多くのことが詰め込まれ過ぎていたので、理解が追い付かなかったのかもしれませんね。

しかし、理解出来なくても、次の話にとりあえず進むのをおススメします(笑)

きっと謎が解けて、話は繋がります!

意味がわからないと言われるトッケビに対するよくある質問

最後に、意味がわからないと言われるトッケビに対するよくある質問をまとめます。

【質問1】トッケビの死神とはどういう意味ですか?

韓国ドラマをみる女性5

「トッケビの死神とはどういう意味ですか?」

死神というと、怖くて悪いイメージがありますよね。
ですが、本作品の中では「前世で大罪を犯した人が、罪の償いをしている」というものでした。

本作品で死神(前世ワン・ヨ)が犯した大罪といと、キム・シンの一族全員を無残に虐殺。

また、愛する王妃までも殺してしまいました。
そして一番の罪…自害(自殺)をしたことです。

こうして、ワン・ヨは現代で死神に転生させられます。

【質問2】韓国語でトッケビとはどういう意味ですか?

韓国ドラマをみる女性5

「韓国語でトッケビとはどういう意味ですか?」

トッケビというのは、韓国で言いつがれている鬼のような存在を言います。
童話などに出てくる鬼で、姿かたちを、色んなものに化けることもできるんだとか!

そしていたずら好きな、怖いというより、可愛いイメージの鬼です。

【質問3】トッケビはなんの神様ですか?

韓国ドラマをみる女性5

「トッケビはなんの神様ですか?」

トッケビは、朝鮮半島に伝わる妖怪や妖精のこと。
鬼火などの神霊的な存在として知られています。

しかしどんな能力があり、特徴があるのかは、地域によって異なるそうです。

本作品のトッケビは「武神」、武士の神様でしたね!

まとめ:「トッケビ」の意味がわからない疑問を解説

韓国ドラマ「トッケビ」の意味がわからない疑問を解説してきました。

改めて、「トッケビ」の意味がわからない点をまとめると、

「トッケビ」の意味がわからない点

  • 1話目からキム・シンはなぜ生き返った?
  • 分かりづらい場面が多くていつ伏線回収される?
  • ウンタクの赤いマフラーには意味があるの?
  • なぜトッケビに仕えるのは孫なの?
  • 最終回で死神の生まれ変わりはあの刑事?

確かに本作品は、非現実的で、理解しがたい意味がわからない場面などもあります。

しかし、意味不明だという意見より「泣けた!」や「1番好きなドラマ!」と本作品を絶賛する声の方が断然上でした!

おじさんと女子高生の、甘くて切ない初恋に、きっと涙します。
また、笑える要素もたっぷりなので、感情のジェットコースターを楽しんでみて下さい!

自信を持っておススメできる一作です。